JR武豊駅
「JRA武豊が爆発」したとネットが大喜利状態になった、JERA武豊火力発電所の爆発事故。
笑いにできるようなネタではないですが、死傷者が無かったというのは不幸中の幸いと思います。
火力発電所がある武豊(たけとよ)町は、知多半島の南の方、衣浦工業地帯(中京工業地帯)の一角を成す街です。
この街に、JR武豊線の武豊駅も存在します。
競馬ファンには、漢字の字面的に某有名ジョッキーを連想させるため、大変有名な場所でもあると思います。
私も以前から認識はしていたのですが、訪れた事はなかったので、先日訪れてみました。
JR武豊駅は、武豊線の終着駅。駅は無人駅で、駅周辺にはこれといった施設が見当たら無かったため、訪問記は以上です。
写真を撮って、知多武豊駅まで歩いていって特急で名古屋に帰りました。
帰宅後、なぜこんなところに線路が引かれているのか気になったので調べたのですが、武豊線は相当歴史のある路線のようで、愛知県ではじめて敷設された鉄道路線とのことです。
武豊駅の東側には武豊港があるのですが、以前はこの港まで路線が敷かれ、港に水揚げされた資材などの運搬を武豊線が担ったとのことです。
現在でも衣浦臨海鉄道という貨物路線と線路を共有しており、貨物専用線が東浦や東成岩から分岐していて1日に数回貨物列車が運行しているとのことです。
歴史ある路線ということで鉄道施設も歴史的に価値のあるものが多いということで、一部の鉄道ファンには良く知られた場所とのこと。
私は生まれ育った場所の近くを貨物が日がな走るような環境だったので貨物列車には興味があり、この事を知っていればもう少し武豊線周辺の探訪をしても良かったな、と思いました。
これだけのためにもう一度訪れるかというと微妙ですが。
武豊町を歩いていると、「蔵の街」という表記があり、お酒でも作ってるのかなと思ったら、どちらかというと「みそ」で有名な場所のようです。御当地ゆるキャラも当然「みそ」。
武豊駅の南側には歴史のある古い蔵が立ち並ぶ場所もあるということで、これは訪れておいても良かったなと思いました。あと「みそたろう」グッズほしい。