やったことは、例え失敗しても、20年後には、笑い話にできる。しかし、やらなかったことは、20年後には、後悔するだけだ。~ マーク・トウェイン
正確には、
「 Twenty years from now you will be more disappointed by the things you dindn't do than by the ones you did.
So throw off the bowlines away from the safe harbor.
Catch the trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover. 」
直訳すると、「今から20年後、あなたはやったことよりもやらなかったことに失望する。ゆえに、もやい綱を解き放ち、安全な港から船を出し、貿易風に帆をとらえよ。探検し、夢を見、発見せよ。」
「トム・ソーヤの冒険」で知られるマーク・トウェインという名は、(Mark Twain)は、ペン・ネームであり、本名は、サミュエル・ラングホーン・クレメンズ(Samuel Langhorne Clemens)という。
ミシシッピ川の蒸気船の船員がロープで水深を測って叫ぶ「Mark Twain!(=二目盛り)」という掛け声から採ったもの(「twain」は「two」の古語)。この測深ロープの一目盛りは「fathom(ファゾム)」という単位で、人が両手を伸ばした長さ。2ファゾム(=約3.6m)が船の航行のための安全水深だった。
ミシシッピ州出身で、蒸気船の水先案内人の経験もあることから、このペン・ネームをとったことだろう。
「トム・ソーヤの冒険」のヒットで、富を得たが、投資事業などにも手を出し、一度破産しながらも、「ハックルベリー・フィンの冒険」などで借金を返済する等、確かに様々なことに能動的にトライした人生を歩んでいる。
彼の生きざまは、今東京ディズニーランドの蒸気船の名前にもなり、今なお多くの人に夢を運んでいる。