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私が対州馬を絶滅から救いたいと思う理由 その124

ここにもサシバエやアブがやってくる①


 
 
前の放牧地で、早春から晩秋まで悩まされ続けたのが、サシバエとアブです。
ひん太の世話にやってきている間中、ひっきりなしにやってきます。
餌を食べている間、手が空くとハエたたきで落としますが、たちまちひん太の下にはサシバエの黒い点々が溜まって行き、サシバエが落ちるや否や、すぐにアリたちがその体を運んでいくという感じでした。

たまにお世話についてきた娘は、特に「サシバエ係」といった感じで、終始ハエたたきを握っては、パチパチとやっていました。
世話に来ている間だけでもこうなのだから、いない間はどんなにか襲われて不快な思いをしているかと考えると、胸が痛みました。

馬は、尻尾を使って虫を払い、たまに脚で蹴り上げますが、もちろんそれで虫を退治できるわけではありません。
 
蚊取り線香なども焚きましたが、それは「焼石に水」と言うか、ほぼ効力を発揮なかったでしょう。

アブの発生源は特定できませんでしたが、サシバエは、間違いなく馬糞の堆積したぬかるみなどから発生していることがわかりました。

以前の放牧地は、となりに他の施設の馬が6頭もいました。その排泄物は、近くに山積みにされていたので、サシバエの産卵場所としては最適?だったでしょう。


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江島 達也/対州屋
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