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ボランティアを越える市民力だけが、後世まで続く地域文化を再活性できる

↓これ、今から約十年前の長崎でのトピックスです。

『朝刊では、長崎のプロ・サッカーチーム、V・ファーレンが資金難で順位に関わらずJ2昇格断念&ガソリン販売価高騰で全国一と。ネットでは地上波の放送業界全体が赤字だと。TVでは派遣切りにあった初老の男性の自殺ドキュメンタリーをやってました。朝っぱらからここまで暗いとねぇ・・・・。』

V・ファーレンはJ2になったものの、やはり都市部の資金潤沢なチームにはかないません。上位までいっても、大都市のJ1チームに選手を引き抜かれてしまいます。つまり永遠に勝てない。だから盛り上がらない・・。
後の話題も10年前とほぼ変わっていないか、むしろ悪化していますね。


「関口智宏が行くイギリス鉄道の旅」よりの抜粋・・・・

『フェスティニオグ鉄道(ウェールズ)』・・・ポースマドッグからプラナイフェスティニオグまでの全長21キロを約70分で結ぶ、狭軌のSL。
1836年に鉱物輸送のために設営されました。
産業の衰退に伴い、1939年に運行を中止しましたが、市民の要望で1982年に全線運行が復活したそうです。
SLの運転から車掌、レストランまで、年間約1000人のボランティアによって支えられています
河口から緩やかな山岳風景まで、スノードニア国立公園の変化に富んだ景観が楽しめました。』

・・・・とあります。

廃線から43年後に全線、復活したなんて、いいですねぇ。これですよ!

どう考えても彼らは「ボランティア」なんていう日本人の感覚とはかけ離れたとこで動いてますね!

「・・大都市に負けないよう箱ものを作り変える」なんて発想をやめて、長崎は関口さんが提唱するがごとく「ド田舎(或いはレトロ)先進県?」を目指したらいいと思うのです。
その土壌(ポテンシャル)は十分あると思うのですがねぇ・・・

まぁこれは長崎に限らないハナシですが。^^;;;;;


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江島 達也/対州屋
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