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飛島炭鉱へゆく ① (松浦市今福町)
「近くて、遠い島」・・・それが飛島(とびしま)炭鉱のあった松浦市今福町、飛島です。
松浦市今福港からはこんなにも近くに見えるのですが、フェリーの便数が少ないため、そうやすやすと行ける場所ではありません。
しかし、だからこそ、行ってみたくなるものです。フェリーは今福港と鷹島の殿ノ浦港を往復する途中で飛島に寄りますが、ダイヤの関係で、今回は鷹島の方から渡ることにします・・・・
(島の最も右側に見えるおにぎりのような山の部分が炭坑時代のボタ山です。)
福島町から見た飛島。左側には瀬戸を挟んで小飛島が並んでいます。ここからはボタ山がよくわかります・・・。
殿ノ浦港から15分あまりで飛島港に着きます。今回は小学2年の娘と二人だけでの訪問なのでしたが、降りたのは我々だけでした。船はロープで係留することもなく、さっさと出航します。
上陸後、一人の人も見かけることなく、鉱業所跡の東部海岸へ歩き出します。右側には小飛島が見えています。
社宅跡らしき建物が現れました。今では地元の方の倉庫として使われていたようでした。
じっくりと中を見たかったのですが、やはりそれは遠慮しました。
しかし、こうして見ると何となく炭鉱住宅が建ち並んでいた風景が想像できるような気がします。
吉井町福井炭鉱の社宅で見た「万年風呂」がここでも使われていました。
港から歩き出してから約15分ほどで、前方にボタ山と鉱業所跡が見えてきました。・・・それにしても暑い日でした・・・。(次回②へ続く)
(記事作成:2011年9月)
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