対州馬ひん太🌸🐎 応援プロジェクト・カーステッカー
「対州馬ひん太 応援プロジェクト」は、ある三浦 春馬さんファンの方が、彼のイメージに近い馬のデザインを探しておられ、たまたま私のデザインした馬のステッカーをオーダーしてくださったことがきっかけで生まれました。
その方は多くの三浦さんファンの方々と交流されており、ぜひそのデザインを「三浦さんへのオマージュ」という形で桜色と藍色の配色、ゆかりの言葉を入れてお仲間へ贈りたいということで、オリジナルのステッカーを作成し贈られました。
今回、私の「絶滅しかかっている対州馬を遺したい」という思いと「三浦さんが生前活動されていた日本の佳いものを遺し伝えていきたい」という「馬」という言葉を通して繋がった縁をつなげていこうということで、「チームひん太Live like a horse」という私を含めたグループが発足し、そのオリジナル・デザインの商品をプロジェクト商品として発売し、対州馬保存の一助としようということになりました。
私自身のことを少しお話しさせていただくと、中学校教師時代に壱岐という長崎県の離島に赴任した時に、教員住宅として暮した家が、映画「奈緒子」の中で西浦監督の自宅という設定でロケで使われました。壱岐自体が駅伝の盛んなところで、島中を生徒と走っていたのでより思い入れの強い作品となりました。
また、連載「日本製」の長崎県として春馬くんが訪問したのがやはり壱岐の平山旅館という温泉宿でしたが、この宿はその教員住宅からすぐ近くにあり、幼い息子を連れて何度も足を運んだ場所でした。その後、この旅館で「奈緒子」での役名と同じ「雄介」という名の対州馬を飼養していることも、何だか繋がりというものを感じます。
チームのメンバーから彼の人柄に関するエピソードを聞いたり、「日本製」を購入して読んだりする中で、本当に誠実で純粋な春馬くんの人間性を知り、また日本の伝統文化を知り、それを人同士のつながりの中で残そうとした活動精神は、対州馬保存とも合致すると思い至り、このプロジェクト結成に賛同・参加しました。
◇ステッカーのデザインについて
馬と少年のイラストは、ちび春馬くんが森の学校の丹波篠山で馬と一緒に駆け回っているようなイメージとなっています。
◇ステッカーのメッセージ
Remember your purpose
「魂の聖なる目的を思い出して」~天外者の台詞「大切なのは目的だ」から引用
Live like a horse
「馬のように誠実に生きる」~春馬くんの生き様を顕すようなメッセージとさせて頂きました。これは馬の特質である「馬は人の誠実さを見抜き、けっして不誠実な人には従わない」という共通の言葉でもあります。
※デザインは表示画像の他にも全部で7デザイン各4色(Eのみ5色)合計29種あります。
以下の表示画像を参考にされた上、該当番号を選択し、ご注文下さい。
◇ 価格 1,500円
◇ 内容
〇上記デザインの内、ステッカー(屋外対応、耐水・耐候)1枚
〇僕の子ども絵日記 ながさきの四季 /長崎新聞社刊 1冊
定価 1,200円
江島 達也著 2011年3月 長崎新聞社 69ページ
「長崎県内の風景や日常を、ぬくもりあふれる文章と絵でつづったイラスト&エッセイ集。2007年10月から2010年2月に長崎新聞・生活文化欄に掲載されたものに、描き下ろし「軍艦島タイムスリップ編」を収録。」
〇「チームひん太 Live like a horse」メンバーからのメッセージお手紙
※ステッカー制作にはオンデマンドを利用しますが、1枚あたり約500円の実費がかかります。送料はJPクリックポストを利用しますので、その経費は189円で、合計一口あたり689円+αとなります。価格が高めの設定となっておりますが、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
※またこのデザインを利用して、トートバッグやTシャツ等の商品を作成することも可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
※現在、プロジェクトは終了しております。
長崎の対州馬ひん太商店は営業を続けており、こちらで商品を購入して頂くと対州馬の支援につながります。どうぞよろしくお願いいたします。
(ご参考まで)
対州馬は現在、ほぼ絶滅の超危機的状況に追いやられています。現在の頭数では「遅かれ早かれ絶滅は免れない」とまで研究者は述べています。
長崎県対馬原産の対州馬は小柄な割に足が強く、粗食に耐えます。また何より性質が人懐こく、「馬」というよりは「犬?」のような動物に感じる人も少なくありません。また動じない一面も持つことから、かつて坂段の続く長崎市の街で、人々の住宅や暮らしの為に重い荷物を背負って頑張っている姿は市民に親しまれていました。その能力が逆手に取られ、昭和までは、北九州に点在した炭鉱の坑道内で酷使され、劣悪な環境の中で多くの馬が早死にしていきました。
長崎市においても手間のかかる馬搬は少しづつ敬遠され、2009年を最後に途絶えてしまいました。と同時に対州馬の数も激減し、いまではもう指折り数えることができるほどまでに追い込まれています。
この素晴らしい遺産とも言うべき馬を後世に残すためには、何としても今、保存とPR活動を行う必要があります。残念ながら対州馬ひん太は2019年夏に亡くなってしましました。今、このひん太の想いを絶やさないためにも新たに「長崎の坂道を歩く対州馬をPRするPR馬の誕生を考えています。個人で馬を所有・飼養することは、様々なリスクや制限を伴いますが、複数でそれを行うことにより、より負担も軽減され、なにより活動・支援の幅が広がります。
今、長崎市内に手世話などを協力してくれる方と全国からご支援いただける方をつのっております。
あなたのお力を貸してください!どうぞよろしくお願い致します。
対州馬について飼養や調教など、ブログ「アトリエ隼 仕事日記」の中にUPしています。興味のある方はご覧ください。
坂の町長崎の荷運び馬復活を目指す対州馬ひん太 FBページ
https://www.facebook.com/nagasaki.taisyuba/
長崎の対州馬 ひん太商店
https://taisyuuya3.thebase.in/
対州屋HP
http://flying-hayabusa.coolblog.jp/index.html
2021年9月 対州屋 江島 達也 ひん太
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