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私が対州馬を絶滅から救いたいと思う理由  その55

蹄が割れる

「蹄が割れる」ということは、本当に胸に突き刺さることでした。

と言うのは、馬関係者から、「食べ物の影響は蹄に出る」という事を、嫌と言うほど聞いていたからです。

蹄のトラブルとなると、馬が立つこと自体に影響するし、「馬が立てない=死につながる」と最悪の連想をしてしまいます。


ある時、その恐れていたことが起きました。ある日、ふとひん太の蹄を見ると、2㎝くらいの亀裂が入っていました。けっして表面がささくれているだけではありません。

「これは、非常にまずい」と思い、画像を撮って3人ほどの馬関係者に相談しました。

内二人は、「特に何もせず、放っておいてよい。自然の治癒力に任せてよい」斗いうものでした。


それでだいぶ安心し、そのまま様子を見ることにしました。
それまで、イメージとしては馬の蹄は大変に硬度が高いものだと思っていたのですが、蹄を削るようになってから、「案外、柔軟で弾力があるもの」だということが判ってきました。


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江島 達也/対州屋
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