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私が対州馬を絶滅から救いたいと思う理由 その145

草の話 ①


 
草の話をするのは、正直切ないです。
何故なら、この地において、環境において馬の為の草という状況は、あまりにも恵まれていないからです。
ひん太が来た、次の日。
お世話についてきた娘がまずしたことは、「ひん太に、プレミアム青草を食べさせたか!」と言って、新鮮な野草を集めることでした。
もちろん、ひん太は喜んで食べました。
哀しいことに、それまで馬という動物が、どれだけの量を食すのか、実感としては、まったく見当違いをしていました。
それまで、クローバーを前もって植えて置けば、食べる分くらいは増えていけるだろうと考えていたのですから、今となっては笑えない話です。
 
でも、その娘が最初におこなった「青草つみ」は、その後毎日欠かさず行うことになりました。
馬が好きな草、食する草は、自然とわかるようになりました。



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江島 達也/対州屋
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