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2018対州馬ひん太の放牧地の為のクラウド・ファンディングの思い出(活動報告)⑧

中学生と放牧地で語り合う

2018/02/27

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写真の左手には小さな林と小さな小川があります。

そこには人だけが通れる通路があり、そこを抜けると

住宅地と中学校があります。

ひん太の世話をしていると、チャイムの音や校内放送まで

聞こえてくるぐらいの近さです。

先日の夕方、放牧地にいると林の中に2,3人の中学生らしき人影。

教師時代の悪い癖で、「まさか、あいつら隠れてタバコとか・・?」と

眉をしかめました。

「早く、どこかへ行ってくれ!」と思っていたのですが、

意に反して彼らはどんどんこたらへ近づいてきました。

これも教師時代のマニュアルですが、どんな怪しい相手でも最初は

「こんにちは!」とにこやかに声をかけます。

その通りに、私から声をかけると、3人は卒業をひかえた3年生で

非常に感じのいい中学生たちでした。

馬の鳴き声が聞こえたので、来てみたとのこと。

その後は、志望校のこととか、色々話して別れました。

そして、今日。

作業をしていると大きな声で「こんちは!」と。

またその中学生たちが会いに来ました。

公立高校受験まで1週間という時季なので

面接練習の成果もあるのでしょう。

非常に気持ちのいい挨拶をしてくれました。

ひとしきり話して、「がんばって!」と言うと

笑顔で帰っていった中学生たち。

やっぱり中学生っていいなぁと思いました。

ひん太がいることで生まれた小さな出会い。

馬がいることでつながっていく縁のありがたみを感じました。

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江島 達也/対州屋
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