こともあろうか、子ども達が親しんでいた水棲生物の水槽に、煙草の吸殻が投げ込まれた。
「たった一本の吸殻」で、中の魚や生物たちがほぼ全滅したという。
この私設水族園が、どのような思いで造られているか、下のTwitter の中でのコメントを読めば、すぐにわかるだろう。
本当に、悲しみと怒りの入り混じった感情が込み上げてくる。
というのは、この「煙草のポイ捨て」は、日本中どこらでも、頻繁に行われている悪行だからだ。
私もかつては、吸ったことはあるし、他人に迷惑さえかけなければ、吸うのは構わないと思う。
しかし、断言してもいいが、「煙草を吸う人間の、かなりの割合の者が、マナーが悪すぎる」。
わざわざ他人の家の前に、吸い殻やパッケージまで捨てていく奴は、近隣にもいる。
歩きたばこをしていたり、運転しながら吸っていて、そのまま吸殻を外に捨てる光景に出くわすことは、そう珍しいことでは無い。
これでは、マナーや社会規範への意識が弱いからこそ煙草を吸うのだとさえ言いたくなってしまう。
しかし、我々がそういう行為に苛つく以上に、ポイ捨てされた吸殻が、いかに環境に悪い影響を及ぼしているかということの方が、はるかに重大な問題なようである。