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政治家は、その職責の度合いによって年限をもうけた方がよい

そもそも政治家が長く続けることで生ずる利益とは何であろうか?

地元出身であれば、地元に何かと便宜を図ってもらえるから?

懇意にしてもらえば、商売が安定するから?或いは身の保全が約束されるから?

政治家にしてみれば、高いステータスと高収入が得られるわけで、前述の支持者(投票者)との利害関係は完全に一致しています。


しかし、問題は「流れない水は、必ず澱み、腐っていく」ということです。
どんな人間でもある仕事に対して、モチベーションは年々下がっていきます。
その一方で入ってくる金銭はいつまでも潤沢なものであるので、勘違い・感覚の麻痺が起こらないはずがありません。

その結果、毎回国会で与野党が論戦を繰り広げているような収賄や買収などの問題行動へとつながっているようです。

一番の問題は、こういう低次元なサイクルで政治がまわっている限り、若い世代の政治不信=投票への不参加は改善されないという点です。

せっかく政治を学び、誠実に行動しようという政治家に投票しようと思ってみても、一体どの候補者がどのような価値観を持って立候補しているかが。まったくわかりません。
結局、「政党」で選ぶしかなく、政党は長年の年功序列と縦社会で、がんじがらめで数の論理で押し切ってしまうので、まったく投票そのものに魅力が感じられません。

政治家はその職位と職責の重さによって、就任できる年限を設定すべきです。
報酬は一般的な収入を鑑みて決めるべきで、高額にする必要はまったくありません。
その代わり、その年限を過ぎた後は、通常の社会生活を営むことができるような制度を整えてあげる必要があるでしょう。



誰の為の政治家なのか?をもう一度、問うべき


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江島 達也/対州屋
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