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人は、「戦争をやる人」と「戦争をやらない人」に分けられる。

人は、性別、年齢、人種、国籍、宗教、信条によって分けられるのではない。
「戦争をやる人」と「戦争をやらない人」に分けられる。
そして、前者が圧倒的に多く、後者はびっくりするぐらい少ない。

だから、人類の歴史上、一度も「戦争」がなくなったことがない。

「戦争をやる人」とは、即ち「他との違いが、しゃくに触って許せない人」のことである。
だから、反戦運動をやっていても、反戦スピーチをしていても、自分との違いが許せない人は、実は「戦争をやる」と言っているのと大差ないのである。

「自分との違いが許せず、この世の全ての生命を軽んずる人」は、戦争を推し進める人に他ならない。





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江島 達也/対州屋
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