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「セミの いっちょん とれんね・・・」
子どもの頃の夏の日。
九州地方では、朝早くからクマゼミがワシワシワシ・・・と、やかましく鳴く。
どういうわけだか、そのセミをとりたくって、しょうがない。とったところで、どうしようもないのだが。
佐賀の田舎に帰省した折には、セミとりや、ザリガニつりだけが、我らの最大のアトラクションであった。
しかし、近づいただけで逃げるセミをとるのは、不可能に近かった。
我々を見かねたバァちゃんが、「かしてみんしゃい」と言って、虫取り網をもってスタスタ歩いていった。
そして、パッと網をひと振り、見事にセミを捕まえたのだった。
もちろん我々は、そのことを「夏休みの絵日記」に書いた。
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