![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53103552/rectangle_large_type_2_0f8067cfb4cd1f5734fef1b93e55d3b7.jpg?width=1200)
長崎の荷運び馬 ②
長崎市椎の木町で砂利を運ぶ対州馬と古賀さん。
子ども達が「興味津々」といった感じで見ている。
これぞ「坂の街・長崎らしい写真」と言えるでしょう。
対州馬が運んでいるのは、コンクリートか基礎のための砂利で、おそらく200㎏近いでしょう。木製の荷鞍がすでに30㎏近くありますから、大変な重量です。
古賀さんが握っているのは「一本手綱」で、後ろから引くと、口金(銜)の輪が締まり、口元を締め付けるような構造になっています。咥え煙草であることからもわかるように、この手綱を引くことは滅多になく、馬は自分で覚えた場所に自分で歩いて登ります。
袋の横の綱をほどくと、両側の袋の底が開き、砂利が下に落ちる構造になっています。
平成9年まで、最後の荷運び馬が働いていました。
いいなと思ったら応援しよう!
![江島 達也/対州屋](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102599053/profile_360ea0f26f55760e52d49a90537ff5e7.jpg?width=600&crop=1:1,smart)