今週は80回目の皐月賞。

第80回皐月賞競走
今週は牡馬クラシック第一弾皐月賞。
今年はパッとした仔が居ないなぁ・・・なんて思ってたら、
なんだかんだここまで来ると役者も揃ってきた感じがする。
エピファネイア同様に初年度から活躍産駒を出したキズナ。
こちらは桜花賞にも2頭の有力馬を出走させたように、
牝馬のみならず、ここ皐月賞にも3頭の牡馬をエントリーしてきた。
その中でも注目はクリスタルブラック。
前走の京成杯ではエピファネイア産駒の注目馬スカイグルーヴを後方一気の差切り勝ち。
キャリア2戦目だったことを考えると、素晴らしいパフォーマンスだったと言える。
しかしながら、
他メンバーを見てみると・・・
さすがに骨っぽい。
人気のディープインパクト産駒のコントレイルの祖母、サトノフラッグの母は、
いずれも海外のG1レースの優勝馬。
もう1頭ハーツクライ産駒のサリオスの母もアルゼンチンのG1馬。
S級の繁殖牝馬に実績ある人気種牡馬の組合せ。
それぞれ馬の出来も素晴らしい。
馬の出来だけならば、ヴェルトライゼンデも負けてはいない。
母を見てみると、ドイツオークス3着馬でヨーロッパG1を3勝した名馬の姉。
キズナはエピファネイアと同期。
2013年東京優駿(日本ダービー)では、武豊騎手騎乗で大外一気の追い込みで、
エピファネイアを半馬身下している。
配合された繁殖牝馬の質も全体的には半馬身程度キズナの方が上。
しかしながらクリスタルブラックの母アッシュケークは4戦1勝馬。
祖母ケイアイグローリーは14戦して2勝と、競走成績的には必ずしも優秀とは言えない。
カナダの有名な馬産家であったエドワード・プランケット・テイラーは、
「優秀な馬は、優秀な父と優秀な母の組合せで生まれる」と言った。
まぁぁぁ、そうなのかもしれない(汗)
ただ・・・
「優秀」とはなんだ?
競走する本馬の優秀さは、有無も言わさずその成績に現れる。
が、
それを生み出すチカラは種牡馬の現役時代の競走成績だけではないのは明らか。
だから!オモシロイ!!
ディープインパクト産駒の人気2頭に、
ディープインパクト産駒キズナの息子が挑む第80回皐月賞。
日高の小さな牧場の大きな夢を叶えてくれるかな・・・☆

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