札幌11R クイーンステークス
札幌芝1800Mで行われるGⅢ。
・このレースでは前走ヴィクトリアマイル組が好成績を残している。が、過去5年のレースを見ると前走ヴィクトリアマイル組で連対している馬に該当する条件は4角で4番手以内ということ。本走ではスカーレットカラー(8,8)、コントラチェック(2,2)、ビーチサンバ(13,11)が前走ヴィクトリアマイルを使用しているが、この連帯条件に該当するのは(2,2)とレースを進めたコントラチェックのみ。前々走ヴィクトリアマイルのシャドゥディーヴァを含め、コントラチェック以外の前走ヴィクトリアマイル組の連対は期待薄。
・このクイーンステークスでは1番人気と2番人気の関係に注目する必要がある。1番人気と2番人気が揃ってワンツーを決めたことがなく、逆に毎年どちらかが連対している。現時点(8/2 9:00)では1番人気がスカーレットカラー、2番人気がフェアリーポルカ。そして上で記したようにスカーレットカラーの連対は期待薄。となると現時点での判断にはなるが2番人気のフェアリーポルカ優勢。このフェアリーポルカは前走、福島牝馬ステークスで差し切って勝利しており、2016年のクイーンステークス勝馬のマコトブリジャールも前走福島牝馬Sで勝利してから連勝している。
・この他に注目したい馬がリープフラウミルヒ。前走成績は芳しくないが初めての2000Mということもあり大きなマイナスポイントではない。逆に今回のクイーンステークスと同じ札幌芝1800Mの成績で言えば2戦2勝。しかも2戦とも鞍上は丹内騎手。また、前々走の福島牝馬では13番人気ながら勝馬のフェアリーポルカと3/4馬身差と好成績。この札幌巧者の走りに期待したい。
・逃げ馬として名高いナルハヤも今回の出走馬であり、前走は阪神芝2000Mで粘っての4着。今回は負担重量55キロで不安ではあるが、前々走の新潟芝1800Mでは55キロの負担重量ながら逃げ粘って2着。今回も逃げて前残りの展開もあり得る。ただクイーンステークスでは馬体重500キロ以上の成績がすこぶる悪い。まだ馬体重が発表されていないが、前走510キロ、前々走504キロゆえ、そこは懸念材料。
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◎フェアリーポルカ
○コントラチェック
▲リープフラウミルヒ
△ナルハヤ、スカーレットカラー、ビーチサンバ