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アイスレポート5_ムース(ミルク風味)

九州発とあるのでもしかすると東の人とかは馴染みがないかもしれない。
とはいえこれを買ったのは千葉のイオンである。

余談だが現在住んでいる最寄りのイオンはアイスの品揃えが豊富でうれしい。
ご当地アイスのコーナーもあり、地域色豊かな商品が揃っている。

販売も製造も九州

表題部分に「給食でおなじみの」とも書かれているが、少なくとも自分の地元では給食にこれが出たことはない。
(凍ったデザートとしてはフローズン状になったジョアがよく出ていた。プレーンのものがコクがあって一番うまい。ラッシーとか好きな人は飲むべきだ)

名前の通りムース?ババロア?のようなものを袋に充填し凍らせたもののため、放っておいてもプルプルになるだけで融けて液体になるわけじゃない。

食べ方

1)切れ込みから袋を開ける。

ビニールがウニーってなったり、シール部分を通過してしまって開かなかったりとなかなか難しい。
切れ込みが左右両方についているので2回チャンスがある。2回でダメだったらハサミ等でどうにかする。

これも向かって左がくっついたままでした

2)凍って外袋と中身が癒着している部分を手で握って温める。

こうすることで中身が若干溶け、工程3)に進みやすくなる。

浴槽に浸かりながらアイスを食べる悪習のある方(自分がそうだ)はお湯につけてしまうのもいいと思う。
中身にお湯が入らないようにだけ気を付けて下さい。

冬にはつらい作業

3)下から袋を握り、絞るようにして中身を押し出して食べる

うまい

袋の形状が忠実に写し取られており楽しい。
地元の有名なお菓子に糸切り羊羹というものがあり、これも底板を押して可食部を露出させる仕組みだ。
もしかすると押し出す行為が好きな県民性なのかもしれない。

かなり好きだ。
ちょっとだけ濃厚なミルクプリンみたいで、何となく懐かしい味がする。

加えて舌触りが格段にいい。成分表によるとゼラチンや寒天の類は入っていないようだったが、なぜかプルプルしている。
これが口の中でうっすら溶けて、ミルクの風味が広がるのが楽しい。
カスタードの卵っぽさとかバニラ系のものは一切含まれていないため、飲み込んだ後べたつく感じが少ないのも好ましい点だ。

九州初というだけあり、給食では見かけなかったものの大体の小売店に陳列されていた。

高校生の時、模試などで土曜の午前中だけ授業があった時に帰り道のコンビニでこれを買うのが好きだった。

あれから10年が経とうとしているが、見かけるとつい手が伸びてしまう今も昔も変わらず好きなアイスの1つだ。



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