夏・カブ・北海道 弔い10-11日目旭川-小樽-東京 旅の反省
なんか俺の夏休み長くない?なんで10日目になってんだ?これあれだね、退社後すぐに旅に出てそこを1日目にしたおかげでなんか多いのか。これは良いライフハックです
2時ごろ
24時間営業のガソリンスタンドに立ち寄った後さらに24時間営業のTRIALにきた。これ函館でも見たけど、北海道を牛耳るデカスーパーなのかな。ここはキリンガラナちゃんと売ってて嬉しいんだよな。この時間は売られてなかったけど、惣菜コーナーの寿司も美味かった記憶あり。
夜の駐車場の車の数は数台ほど。キャンピングカーが止まっている。間違いなく寝ているのだろうが、店員さんはもはや注意することもなく、当然のようにそこにある。道の駅なんかよりよっぽど便利なんだろうと思う。
3時半ごろ
道の駅ふかがわで休憩
道が暗闇すぎるのは承知していたが、霧雨まであるのはちょっと事故リスク高すぎなので、ここで夜を明かしましょう。
5時ごろ
明るくなってきた。天気は微妙。思えばこの北海道ツーリングは天気に負け続けてたなぁ。道東で本当はやりたいこともっとあったのに、天気が悪いという理由で諦めたことが多かった。ふにゃー
お盆北海道は次来るとしたら道北にして、GWにくるほかないかなぁとか考え中。うーん、でもそこまでして北海道にこだわる気持ちは今はないので、数年後とかいつかのお話ですね。
451号線を走行。北海道を諦めたくない意志で走っていた。しんおさつない橋がおもろい。どんな名前やねん
8時ごろ
道の駅厚田で休憩。やけにバイクが多い。札幌のバイク乗りだろうか。北海道のバイク趣味は楽しそうではあるが、冬の間が地獄すぎてちょって大変そうだなとも思う。あと道外バイク乗りとの若干の温度差があって、ヤエーするのもされるのもなんだか大変そうな感じがする。いずれにせよ、日本でまともに大型バイクが活躍できるのは北海道ぐらいなので、それ目的に移住すると言われれば気持ちはわかる。
天気予報を見ると1時間後あたりに若干天気が良くなるらしい。行きたいラーメン屋さんも見つけたしダイソーで買い物したいし、ちょっとここで時間潰して天気の行方を見ましょうかね。
16時に小樽港発のフェリーに乗れれば良いので、だいぶ時間に余裕はあり!フラグになりませんように。
道の駅から見えた風車までカブを飛ばす。良い景色ですね。天気が良い日に定期
こちらも国道沿いから逸れて入った道たち。特に観光したい場所が無かった&調べられてなかったので、こうやって適当な道に突っ込んで遊ぶばかり
いや、ようやくカブの本領が発揮できる旅の仕方が出来るようになったと思うべきか。まぁでも確かに、自分がやりたかったバイク旅ってこういうわけわからんとこ突っ込んで、何か予期しないものを見つける、みたいなことかもしれない。
まぁでももうちょい観光地的な何か、天気に左右されないものも含めて調査しておいた方がいいね。
ブタキング ヤサイ少なめニンニクアブラカラメ
まぁまぁ。西東京の二郎系ラーメンに染まりまくってるせいか、微妙すぎる二郎系という印象を抱いてしまった。麺もスープもブタも微妙!ふにゃー
二郎系ラーメンに対してだけ評価厳しすぎるだろ俺
続いて小樽観光
いやもう3回ぐらい小樽来てるはずなんだけど、一度もまともに観光してないことに今更気がついた。え、むしろ今まで小樽で俺何してたんだ??フェリー降りて途中ファミチキ食っただけ???バカやん。
というわけで人生初小樽!
歴史的建造物の立て看板が多くて学べることが多い。いいね。特に印象に残ったのは日本銀行跡。ここは小樽の経済発展と通貨の歴史を学べる資料館になっていた。
最近、日本史的な雑学が増えてきたおかげか、点と点が線で結びつく瞬間が増えてきた。これはめちゃくちゃ良いことですね。あくまで思考回路の中で一時的に起こってることで、それに言語化とかは出来てないんだけど…こういう時に旅の道連れがいるとうまく消化できるんだけどね。
14:55
というわけで新日本海フェリー小樽港到着。既に大量のバイク。出航が16:30に対して、もう15時からバイクの乗船が始まるらしい。わお
新潟港ではバイクは後だったんだけどなぁ。もしかしたら「らべんだあ」はバイク先乗りで「らいらっく」(はまやす?はすかっぷ?)はバイク後乗りなのか。いやもう情報曖昧すぎまぁ良いや
審判の間
ここでサンズが今回の旅の記録を教えてくれる
天気に恵まれないお盆休みだったなぁ、と素直な感想。鹿衝突三回忌とはまぁ所詮はネタ程度で、それが最大の目的であったにせよ、やり切って仕舞えばそれまで。
「天気さえ良ければ」と何度思ったことか!
本当はもっと訪れたいスポットが道東にあって、それを見に行くのがサブ目的だったのに。それをすっかり無かったことにしてしまった。
その代わり道央は完璧だったかなと思う。これこそ鹿と衝突してら出来なくなってしまったことだったので、その意味での仕返しというかリベンジは達成できて良かった。
後述しようと思うが、これで大学生の時に日本一周が終わった段階で感じたやり残したことは全て達成した。山陰、東北、道央の3点は完全にスルーしていて心残りだった。
今日こんなに晴れるんだったら、フェリーに乗らなけりゃ良かったなんて考えていた。
美しい夕焼け
満月なのでビールまで買ってしまった
「自分だけの道や景色を見つけてはしゃぐ年でもないだろうに」という今回の旅の総評に関する有耶無耶の言語化や、「日本一周やり残しも達成したし、ようやくバイク人生第一章完って感じだな」というネタ等、言語化して残しておきたい旅の反省があったが、ビールと月明かり、強すぎる潮風で吹っ飛んでしまった。
どちらも最終日用に取っておきましょうか。毎回最終日って投稿が遅れるんだけども。
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2024/08/19
起床4時ごろ
昨日の夕焼けが素晴らしかったので、今日の日の出を楽しみに起きたのだが…鉛色って感じ。
さて今日はもうまっすぐ帰る予定。まっすぐといっても、新潟から7時間ほどかかるので、途中休憩込みで9-10時間ほどか。夜になる前に家に着くかどうかだろうか。いやー大変ね。かといって家に帰らずどこかに泊まって明日出社という気分でもないので、やはり全力で帰宅だろうな。
新潟からの全力帰宅は一昨年のお盆でもやったことがある。あの時は会津若松あたりを突っ切って帰宅した。今回はルート変えたいな
良い感じに晴れてきた。素晴らしいね
朝焼けを見た後は二度寝して7:30ごろ起床。軽く準備して船内散歩
今はぼんやり海を眺めている。
8:30にもなって新潟が見えてきた。電波も入ってnoteが捗ります。帰りのルート考えていきましょう。
9時前あたり
乗用車の下船が始まった。バイクはその後とのことで、ちんたら下船準備中。荷物まとめはするけど、今日帰宅だからまぁグチャグチャよ。
帰り道は三国峠辺りを通って行こうと思う
10時半ごろ
みかづき白根店
新潟名物いえば!実際そうではあるのだが、あまり有名ではない気がする。新潟に来て嬉々としてみかづきやフレンドのイタリアンを乗っける人種は少ないように思う。今回はホワイトイタリアンを注文。まぁまぁ。一番ベーシックなイタリアンが無難で良いようにも思う。麺が焼きそばのパスタの中間の中太麺といった印象で、具材にはもやしが入って食感も面白い。安価なため割と好きなのだけど、パンチはないように思う。
船から下船してすっかり本州の車社会に翻弄されている。パパッと感覚を取り戻さなくては
燕三条物産館に寄り道
DIY部の聖地らしい。そうだったっけか。あまり話題にならなかったが、私はリアルタイムで追っていたし、良いアニメだった。ここでは金物がたくさん売られている。良質すぎてビビるぐらいのものが売ってる。料理好きにオススメしたいですね
続いて青島食堂 ラーメン900円
うっっっま
さっき麺食ったばっかだけど、それでも「うめぇ」と思わせてくれる一杯。苦味まで感じるような醤油のコクと生姜の香り、鶏油やチャーシューの油がよく合っていた。次はチャーシュー増したいね。ごちそうさまでした
新潟あるある、道が赤すぎて白線が黄線か分からない問題
国道17号線を走行して道の駅ちぢみの里で休憩中
いや暑すぎる。北海道帰りの身がモタねぇぞこれ。マジでキツくなったら途中どっか寝ることも視野に入れとくか。
15時ごろ
道の駅南魚沼
めちゃくちゃ眠い!
どこかに泊まってしまうか…という気持ちと、いやでも帰りてぇの気持ちが戦ってる。もう完全に今回の旅は終わった気でいるのでどこに行こうという気持ちが全くないのが、どうにもダラダラ進んでしまう理由に思う。まぁしょうがないね
なんか恐竜いた
道の駅中山盆地で休憩
なんだここ……と先ほどの恐竜に出迎えられてから、土地勘があまりにもなさすぎる場所だったので、少しぐらい何か見ていくかと休憩代わりに立ち寄った。
どうやらここには温泉が併設されているようで、それのおかげか利用客は多かった。せっかくだし入ってこ、とも思ったが、この後の天気を見るとだいぶ怪しい。ここで時間を使ってる場合じゃない!と出発
国道17号線を直走ってローソンで休憩。出発日に利用したマクドナルドも通り過ぎた。帰ってきた感、沸きますね
天気予報を見つつコーヒー。終わってる………
遠くて雷が落ちてるのもよく見えた。ひえー
雨具を着込んで進みましょう
22時ごろ
家着
お疲れ様でした
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以下反省
「日本一周やり残しも達成したし、ようやくバイク人生第一章完って感じだな」
鹿衝突三回忌の後に感じた気持ち。事実として2021年11月の日本一周後に感じた「やり残し感」を、今回の旅でもって全て達成した。
伊豆半島、中国地方、東北内陸、房総半島、道央。これらは全て社会人になってからバイクで巡ることができた。
鹿との衝突さえなければ、大学生だった2021年のうちに行くはずだった場所たち(かもしれない)少なくとも、道央に関しては鹿との衝突の所為でなくなってしまった計画だった。それを3年越しに達成することができたのは素直に嬉しく思う。
さて、そんな意味でも「バイク人生第一章完」とそう思える。じゃあ第二章はどんなんだよ、と思わなくもないが、そんなもんわからん。
「バイクに乗る楽しさから、バイクでどこかにいく楽しさへ」
最近のツーリングはすでに後者なのだけど、前者の「バイクに乗る楽しさ」からは早く脱却したいなと、納車された時期あたりから考えていた。
「どこか遠くに行った時に、わざわざ自撮りをしたりせず、連れてきてくれた自分の脚を映すこともない。そのぐらいスーパーカブに乗ることもあくまで手段の一つであって、身体に一部になってほしい」
そんな思いを納車当時に感じていた。
今の自分は少しは理想の自分に近づいているだろうか
でもバイクに乗るのが楽しすぎるの気持ちはまだまだ失ってない。これは良いことなのだろうと思う。
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言語化しておきたいことはまだあるけど、収集つかなくなりそうなのでこの辺にしておきましょう。
また今度
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