ロンドン生活反省追記

こちらのnoteはiPhoneのメモ帳の奥深くに眠っていたロンドン生活の反省をそのまま記載したものとなります。

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事前準備

今回ブリックレイルパスに関する情報を漏らしてしまったことは大きな失態である。ロンドンで生活するという趣旨からは外れているものだが、どうせイギリスに長い間滞在できるんだから、ちゃんと観光面のことも考えるべきだった。行きたい場所のリストアップ、そこまでの具体的な移動手段をもっと念密に計画すべきだった。計画、というより承知しておくべきだった。ブリックレイルパスは使えなかったが、そのかわりコーチを使って小旅行を繰り返せたのは非常によかった。いいカバーができた。

その他とりあえずここは良さそう、とGoogleマップでリストアップしてたのはよかった。何をしようか迷ったときの道標になってくれた


持ち物に関して

余計な荷物をたくさん持っていってしまった気がする。これだけの量を持っていくなら60lのバッグを使えば良かった。
例えばノートパソコンや双眼鏡、指差してなんたら、ガムボトル、コンラ予備、皿食器コップ、シャンプー類、温泉タオル、ツェルト
これらは確実に要らないものだった。

逆に意外と使ったのはスプーンフォーク、ウェットティッシュ、ティッシュ、パンシロン、タコ足配線(これに関してはちゃんと1〜2m伸ばせるものの方が有用性がある)カロリーメイト、デビットカード(逆にそれ以外はいらない)、父さんの防寒具、エコバック(今回はレジ袋で代用)、この辺りだろうか

持っていけばよかった、というものは特にないが、強いて言えばWi-Fiは無制限にすべきだった。わざわざ気にするのがもったいない。あとはトイレットペーパーかもっとウェットティッシュ

生活面

初めのうちは慣れずにかなり負担を背負いながらただ生活していたが、それが途中から無くなっていったのは非常によかった。それにつれて市民マーケットで色々買うような行動を起こせた。なんじゃこりゃーって商品を何度か買えたのは嬉しい。
しかしやはり一人で飲食店に入ることは出来ず、結局マックで済ませることが多くなってしまったのは反省すべき点だろう。正直マックでいいやろ…イギリスだし、と思ってしまっているが、アメリカ行ってもどうせホットドッグやハンバーガー、ピザばかりなのだ。どこでも食えるなどと思わずそこのそこにしかない店に行くべきであったように思える。まぁマックでええやろ

計3件の家に泊めさせてもらった。どの家にも感謝しかない。本当にありがとう。反省は…特にない。寝る場所をこんな俺にくれた、ただそれだけの事実が必要十分すぎる

朝飯にシリアルを途中から擦り出したのは正解だった。わざわざ前日に朝飯の心配をする必要がないというのはこれほど気楽なものなのか。日本の旅では正直必要ないが、海外旅行じゃ必須な気がする。今回が特別ケースか。
いずれにせよ、朝飯は栄養補給の食事として最も良いだろう。ビタミンカルシウム食物繊維、これらは朝飯でしっかり回収しておきたい。
シリアルは確か12日間ももった。それだけ俺の朝食として役に立ってくれたのだ。1日あたり30円ぐらい
今思ったが、朝飯にはカロリーメイトやそのあたりの栄養補給用スナックを1本食べるのがちょうど良いのではないだろうか。カロリーメイトなら1日あたり50〜60円程だし、コスパがいいような気がしてきた。快活飯がない時はそうしよう
逆に快活がある時は無料モーニングに野菜ジュースや朝カレーを試してみるのもいいかもしれない。朝飯を抜くと2日目以降に響くのだ

食に関して続ける
やはり今回も食物繊維が足りなくなった。正直野菜を取るのは非常に大変なのだ。食物繊維の多そうなシリアルを買えばよかったように思う。あれでは役不足だったか。その点サンドウィッチは非常によかった。パン野菜肉をまとめて食える。程よい。マックだけを食ってた数日間で体はボロボロになった。こんなにマック飯に破壊作用があるとは…過剰表現だが。お店に売ってたホットフードコーナーに気がつくことができたのは優秀だった。そこで食べた三種の食事は非常にいい働きをしてくれたように思える。

また今回の旅行ではお菓子から栄養補給をするのもありだということを学んだ。炭水化物が足りてなければクッキーを、ビタミンが足りてなければそれに準ずる何か…というふうに間食のお菓子から栄養を補給するのは非常に良い。日本なら昆布やチョコあたりが程よいように思える。ここでカロリーメイトを出してしまうと最強すぎるような気がするので割愛。同じものを食べ続けるのも微妙だと思うのだ。朝飯は別

観光面

途中からこの街の作りにも慣れてきて、いろいろなものを見ながら歩けるようになっていったのは非常によかった。またロンドン市民の民度の高さ、いわゆる英国紳士による治安の良さから夜の街歩きがそこまで怖くなかった。夜歩きは日本だけだと思ってたがそんなことはなかった。

地下鉄や鉄道、赤バス、コーチによる移動手段たちに関しても、だんだん使い方が分かってきて途中から使いこなせるようになっていって嬉しい。ブリックレイルパスを忘れてた!というショックにめげずコーチという日本でいう夜行バスを酷使することができたのは今回の最大の功績だと思う。

やることがないからGoogleマップを見てリストアップしたところに行ってみる、というのも良く機能していたように思える。適当に歩きつつも、適当にバス(地下鉄)に乗りつつも簡単な目的地がある状態というのは精神的に非常に良いものだった。

ロンドンがほぼずっと曇りであったのは少し残念。シーズンオフだからといってここまで曇ったり雨降ったりしなくていいだろ…と思うが、そのおかげでロンドン人の生活の一部を見ることができたのはそれはそれでいいのだと思う。ベストシーズンに行きたかったものだが、学生のうちは時期など選んではダメだと思う。行った時に最高パフォーマンスを見られるように自分自身が身を削る、それぐらいがいいだろう

ロンドンからの日帰り旅行としてコッツウォルズ、ウィンザー、バース、カンタベリーと観光した。どれもこれも身体を酷使したおかげでいい思い出となった。
ただ良かったので反省点はない。ありがとう俺

観光に関して正直やり残したことが無限にあるが、18日間のロンドン生活からしたらこれぐらいが限界なように思える。出来る範囲で足掻ききったというイメージ。よく頑張ったな

スマブラに関して

ロンドンのスマブラDX事情も日本と似ているような気がする。最近界隈の高齢化からか一生スマブラをやり続けるようなガイジは減ってしまったようだ。
正直ロンドン行くにあたってスマブラ5割観光5割の予定でいたが、意外とスマブラ成分が薄くなってしまった。それでも週に2〜3回とスマブラ大会に参加できたのは他でもないomeedとイギリス勢によるみんなのおかげだろう。本当にありがとう。

大きくこれ!といった収穫物はなかったのだけれど、スマブラDXに対しての俺のイメージは幾分かスッキリしたように思える。
画面を見る、火力、手癖、この三点を意識してスマブラDXを続けられれば自分なりの幸せを得ることが出来るだろう

気持ちの面

何をするにしても事前準備を必要以上にしてしまったように思う。確かに初めてやることは不安ばかりが積もるものだが、そうも言ってられない。迷うならやったほうがいい。まぁそう思って今回イギリスに来たし、総評上手く行って楽しかったのだけれど

航空券に関して新型コロナウイルスに振り回させる面が多く、ほぼ毎日航空券は大丈夫か、入国規制はどうかと確認していた。そのせいで無駄に時間を使うことも多かった。結局日本に帰れるのだからそこまで不安視する必要もなかったのだけれど、今回は仕方ないと割り切ろう。こういう事態は流れに身を任せつつエスケープルートを常に確保するのに限る

そうやってストレスを抱えすぎて4〜5日目あたりにだいぶ活動が滞ってしまった。そのあたりが一番精神的に弱かったような気がする。その状態でもコーチを使ってコッツウォルズ地方に行こうと思えたのは非常に良い決断だった。コッツウォルズ地方に俺は行きたいんだ!そう思ってすぐに行こうと手段を確保し、実際にそこに行って楽しむことができたのは精神回復に持ってこいの行動だった。
日本一周でも初めの方にダウンするのは意気揚々と家を飛び出しスピードを落とさず走り切ろうと思ってしまうからだろう。だけど初めの初めから、最初から丁寧に生活する気でいなければならない。手をぬいちゃいけない。

後半の方は本当に楽しかった。余計な不安は拭い去り、観光はもちろん、栄養面や休息もバランス良く取れた。これは家に泊めてくれたJackと互いにほぼ干渉しないまま生活できたおかげだろう。ほとんど会話せずほとんど顔を合わせなかったが、それぐらいが程よいものとなった


総評

今回目的としていたロンドンでの生活、スマブラ、観光この三点はちゃんと達成できた。
正直まだまだ物足りないと思うことは沢山あるが、18日間でこれだけたくさんのことができれば充分だろう。身体も疲れ切った

生活に関してはもっと自炊すれば良かったかなと思う。イングリッシュブレックファーストとかいうやつと紅茶を朝飯にしてみたかった。

スマブラに関してはロンドン勢が意外と日本のスタイルに似ていること、知らない人とやるときの勝ち切り方など自分なりに色々考えることができた。これに関してはもっと細かくまとめられれば…と思うけどまだいいや

観光に関してはブリックレイルパスを見落としてたという点以外は完璧な気がする。ロンドンに本拠地を置いたならまずこの辺りを日帰り観光するよね、という大御所を抑えることができたと思う。
湖水地方やエディンバラには6〜7月のベストシーズンにブリックレイルパスを利用していければいいなと思う。これは社会人になってからが良いだろう。

また英会話の向上を主としていたがこれに関してはリスニングが多少出来るようになっただけで対してレベルアップしなかった。相手が何を言いたいのかだんだんわかるようになってきた、それだけでかなりの上達だとしておこう


大学2年の春休みロンドン生活はすごくいい思い出になった。これも一重にOkameed中心としたスマブラDXイギリス勢の助け合ってこそだ。ありがとう。感謝しかできない無力な人間で申し訳ない

そしてこんなに身体を不安に晒しながらも進んでくれた俺、ありがとう

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