2024/04/26-27社会人3年目GW北上欲求1-2日目
退社17:10
最近仕事量がやばい。ストレスも凄い、心の余裕がない。一人になりたいし、気のおける友人とずっと喋っていたい気がする。
どんなに仕事が溜まっててもGWがやってきたらしい。普段なら「wow wow」というような気分でこの退社を迎えるはずだったが、今の気分は正直言って最悪だ。頭がいてぇ
でもこんな余裕がない状況でも俺の旅人魂は、いや、俺の逃避欲求はちゃんと生きていて、GWの動き方をなんとなく考えてくれていた。
じゃあ行くか、北海道
どうやって行こうかな
19:30
ファミチキタイム
このファミマを見つけた時の既視感がすごかった。間違いなく一昨年のお盆休みで東北に向かった際に使ったファミマだ。嬉しくなって迷いなしに入ってしまった
しばし休憩。晩飯考え中
21:30ごろ
しもつけの道の駅
北関東を横断する両毛線が下毛野と上毛野を結んで両毛線ということに気がついた時の衝撃を思い出した。スタバがあってそれらしいバイク乗りがたくさんいる。クソデカ道の駅。なんかダルマもいる
暑くはないけど寒くもない、いや若干寒いよりかな。空気中の湿気で身体がベタついてる感覚がある。
すっかり晩飯という時間も過ぎてしまった気がする。まぁ適当に走って適当に入るか
道の駅までの道中、国道4号戦を走ったが、あまりに巡航速度が早すぎる。3車線で80〜100km/hは出てる。凄い。飛ばしたくなったらここに来る、という人もいるのかもしれない。というかこのしもつけの道の駅が巡行拠点なんかもしれん、飛ばしそうな見た目の人多いし。失礼か
23時過ぎ
国道4号線を外れ県道185号線方面へ。この道、車通りもなく灯りもなくてめちゃくちゃ心細かった。
そんな時見つけたセブンイレブン那須関谷店でカップ麺を啜る。うまい
本当は宇都宮餃子とかご当地ものを食べようかと思ってたんだけど…まぁこういうのでいいんだよな俺は。良いカップ麺だった。
店員さんに「どこまで行くの?」と聞かれて「青森まで」と答えてしまった。正直北海道まで行ける自信が無くなってたので、途中で疲れて引き返してもいっかなーなんて考えてたのだ
「近くにテント張っても良さそうなとこないですかね?」と聞くと快く教えてくれた。ちょっとその辺りで数時間休憩しようかと思う。
2024/04/27
起床4時過ぎ
結局道の駅しおばらでしばしの休憩。まずまずの睡眠。目を覚まして片付けをしていると真横の柵内から犬が吠え出してきてびびった。なんか吠えてんなーと思いながらそそくさ撤収。
これから国道400号を通って会津若松へ向かう。
5:30ごろ
国道400号沿い塩原街道を走行
良い景色。寄り道しつつ谷沿いを写真撮ったり吊り橋渡ったり足湯に手をつけたり。紅葉の時期ならもっと綺麗なんだろうけど、今の時期も新緑が美しい。いいね
ガソリンが残量が危うい。携行管持ってるのでめちゃくちゃ安心だけど、早めに入れたいね
7時前ごろ
塔のへつり
途中セブンイレブンでガソリンスタンドの開店時間まで暇つぶししてた時に見つけた観光地。今まで存在すら知らなかったが、これ凄すぎる!!ゲームのマップみたい、マリオサンシャインのマーレのいりえが想起された。近からず遠からず
簡単な遊歩道あり、24時間いつでも訪れられるし、造形美を見るものなので天気にも左右されない。これは超良い観光地です、満足
いやー津軽海峡フェリーまでノンストップでいこー!なんて思ってたけど、こうやって寄り道チンタラしててもまぁ良いね。北海道入り明日にしよっかな
途中ガス欠になった。なんとガソスタまで300mの位置!ダムよってる場合じゃなかった
携行管を持ってたのて意図的っちゃ意図的だけど。まさかの橋の上で完全に停止してしまって、路肩が確保できる場所まで移動させるのが大変だった。ガス欠って急に来るんだね
初めてスーパーカブに4Lを超えるガソリンが入った。これがレアな体験ってやつか。
9時前ごろ、会津若松市街を通り抜け道の駅喜多の郷。会津若松、急に大きめの街でびっくりする。一昨年のお盆休みに回った記憶を思い出しつつ走っていた。
だんだんあったかくなってきた。やっぱり寒いより暑い方が好き。
9時過ぎ
日中線記念館
かつてあった路線、駅後の資料館。蒸気機関車の中も見学できる。すげえ。
ノスタルジーを感じる良い場所だった。色々書こうとするとどうも薄っぺらい感想が残ってしまいそうで怖いのだが、惜しまれつつ閉業を迎えたことを感じる。
当時の面影を残しつつ綺麗に整備された駅舎。今も大切に保管されている資料の数々、一つ一つを眺めているとあっという間に時間が過ぎていった。
ここに訪れた時期も良かったと感じる。駅舎の前にはタンポポが広がり、桜はすっかり緑に染まり、山から流れ出した透き通った雪解け水が周辺の田畑に流れていく。
閉業に伴い本来の役割を失った今なお、春の陽気に守られて、当時の姿が保存されてるような、そんな印象。
転車台を見た時「まるで転車台のお墓だな」というように感じた。転車台を取り囲むように咲き誇る花々に弔いのような意志を感じる。
目を閉じれば蒸気機関車を展開させている様子が、乗客が乗り降りし、駅員が切符を切る様子が思い浮かぶ。
良かった。
10時ごろ
国道121号線をずんずん進む。
この道楽しい。普段都心の道路を走ってる身からすると空が見えて山が見えて川が見えてさらに高低差があるともう凄い良い感じ。テンション上がる。地方都市と都市を結ぶ道でありがちなやつではあるのは承知してるけど。
続いて道の駅田沢なごみの郷でたまこんにゃく100円。美味い。
最近道の駅の良さがわかってきた。その地域の人たちが紹介したいことが凝縮されてる施設だったんだな。前は「直接見にいった方がいいだろ」というような考えで、道の駅を避けていたんだけど(例えば果物は直売りを目指したり、観光地には直接行って目で見たり)、今はこれほど便利な施設はないなと思っている。
道の駅に入らないと手に入らない情報があったり、惣菜コーナーではなんとなく地域色が見えるようなものが売られている。確かに有名店に直接行った方が質が高いかもしれないが、一個だけじゃなくて複数種類の地域密着の体験を得られるのが道の駅の利点だと今なら思える。
というわけで米沢を抜けて……
11:30ごろ
道の駅川のみなと長井
牛丼とキムラヤのロールパン、パインジュース800円ぐらい
上記では熱く道の駅について語ったが、普通に眠過ぎて寝るつもりに道の駅に立ち寄った。色々買っちゃった。
牛丼美味い、ロールパンも美味い、パインジュースもどうせ美味いだろう。
さて、今日17時の津軽海峡フェリーの便に乗るのはとっくのとうに諦めて、22時の便も諦めて、明日朝の函館行きの便に乗ろうかと考えてる。チケット取ってないのが不安だが、まぁ余裕ある気がするし、なかったらなんかすればいいね
12:30ごろ
道の駅あゆとぴあ
木が網目上に張り巡らされているのはヤナという漁のための道具らしい。
14時ごろ
最上川流域を走行中
続いて月山湖
noteまとめ中に噴水が噴き出してきた。noteを書いてる途中にどんどん高くなっていく
これ何m上がってんだろ
広い生き物の不気味さと寒河江ダムのデカさを吹っ飛ばす噴水の勢いだった。分からないけど1時間毎に10分間ぐらいやってんのかな
しばらく国道112号線を走行してると予告通り自動車専用道路に接続。当方はスーパーカブ110ccなので足止めとなるが「どうせ旧道あるだろー」精神で進んできた。そして旧道につながる道の入り口に置いてあった注意書きには通行止めの文字。そういうことは先に言ってくれ定期
まぁでもおもろいから良いか
というわけで22km進んできた道を戻ります
17時ごろ
月山湖からぐるっと回って道の駅おがちへ。100km近く走ったらしい。図らずも一昨年のお盆休みのルートとだいぶ被っている。日本狭いし仕方ない。景色の思い出があまりないのは、あの時の旅はほとんど雨に打たれてしまってたからだと思う。今日は曇りだけどスッキリしてて心地いい。こんな日だと景色を楽しみつつバイクに乗れる
あの時お世話になった休憩室もそのまま。道の駅おがちの休憩室めちゃくちゃしっかりしてるんだよな。雨具をなんとか乾かしてたような?体を休めていたようなそんな記憶がある。
今日の目的地は秋田市。後もう少し(100km)です。
17:30ごろ
いい時間だ。走ってて気持ちいいちょうどいい気候。「バイクの写真ぐらい撮っとくか」という思いで脇の田んぼ道に入って撮った。まぁこんなものでしょう
その後出羽丘陵広域農道を走って秋田市内へ
この道、去年も走ったがあまりに走る以外無さすぎる。正直しんどかった。しかも同じような体験を一昨年もしておる。大人しく国道13号線走っとけな良かった。
19:30ごろ
秋田温泉さとみ温泉センター650円
アルカリ性が強い!皮膚が溶かされるかと思った。というのは過剰表現だが、概ねそんな感じ。全身がスベスベになった。すごい
温泉後は秋田市の友人と合流。お世話になります。
こちらが今回の記録です。
めちゃくちゃ疲れた。
また明日
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