ネガティブに対して前向きな態度で
商売とは誰かの役に立つということだ。日本が大変な状態だというなら、それだけ困っている人がたくさんいるわけで、誰かの役に立つ=商売のチャンスがいくらでもあるという図式が成り立つ。
サイゼリヤ創業者の正垣泰彦さんのこの言葉に感銘を受けた。
ネガティブで不確定な環境は新しい事業を始めるチャンスであり、モチベーションの必須条件でもある。さらに、そこから生じる刺激は自らの立ち位置を持続可能な形に補正することの手助けになる。
逆に考えると、困っている人が存在しない、すべてがポジティブに満たされた環境には新しい事業を始めるチャンスがない。確定的な社会ではリスクが生じない。それはあらゆる選択に対して価値を見出すことができなくなることでもある。
そのように考えると、ネガティブな環境に対して前向きな態度で対処できるのではないだろうか。