何故か4DXで『事故物件 恐い間取り』観てきた【ネタバレ有るよ】
ずっと気になっていたけどコロナだしな〜と、行くのを諦めていた映画館。
でも、レイトショーなら人少ないかも!?と思い行ってみたところ、本当に私たちだけしか居ない!!となったので、貸切状態で友人らと一緒に観てきました。
しかも4DXで。
【結論】4DXで観なくても楽しめる!
4DXと邦画ホラーの相性
そもそも、何故4DXで観ようと思ったかと言うと、以前ディズニー実写『アラジン』を4DXで観た時に、椅子は揺れる、風は吹く、衝撃もくる、濡れる!!ってことで、結構楽しかったんですよね。だから、ホラーの4DXってどんな!?ってことで、期待値満載で行ったわけです。
でも、良く考えれば気づくことですが、4DXはその世界観を体感するっていうのが良さな訳でして。
事故物件の世界観を体感するのに4DXである必要があるのかと言うと、無いかなぁと思います。
洋画ホラーであれば、大音量バーン!!大画面ドーン!!みたいな勢いで怖さを増してく感じもあるし、そこにスパイスとして4DXを取り入れるのはありだと思います。『バイオハザード』は面白いかもしれないです。
あとは、邦画ホラーでも例えば『青鬼』みたいに逃げるとか、こうやっぱりアクションが無いと、イマイチだなと思います。
実際、今回4DXで観ていた中で4DXらしさを発揮した場面は、途中である物件が何軒目なのかという表示の際と、最後のクライマックスの時くらいかなと思いますね。
それ以外にもちょこちょこ動いてはいたんですが、殆ど動きはありませんでした。それに、3Dメガネをかけなくてもいけました。
やっぱり、今回の映画のような体験談を時系列で観ていくだけの非アクション系ホラーの場合は、通常版で十分楽しめます。
登場する事故物件
本編には事故物件が4軒登場します。
KATーTUN亀梨和也演じる山野ヤマメは大阪で瀬戸康史演じる中井大佐とお笑い芸人をしており、コンビ解散後、テレビ局の先輩から無茶ぶりされた事で、事故物件にひとり暮らしする生活がはじまります。
1軒目~3軒目までは大阪の事故物件ですが、最後の4軒目は千葉の事故物件です。
これは、ヤマメが事故物件芸人として売れはじめ、東京進出するという事になり、江口のりこ演じる不動産屋に探してもらったものでした。
この映画自体が、芸人の松原タニシの実体験を記したノンフィクション書籍『事故物件怪談 恐い間取り』を映画化したものということだったので、さてどんな住みたくない事故物件が出てくるかなと期待して観ました。
まず、この4軒のなかで一番素直にやだなぁと思ったのは、3軒目の物件ですね。
3軒目の事故物件は、自殺が2件連続して起こっている物件で、ヤマメ自身も引っ越してきて早速その毒牙(?)にかかってしまいます。
1軒目と2軒目はその場所に何かあってそうなったという描写ではなく、3軒目はこの2軒と異なっていました。
4軒目については、色々出てきます。まぁでも、ちょっとぽちゃ子が出てきて笑ってしまったので、怖さという意味ではノーカウントですね。
4軒目は、霊に足を掴まれるシーンがあって連動して4DXシートも足に刺激がくるんですが(ピロピロしたやつ)、その後に出てくる冷蔵庫のぽちゃ子が反則でした。あれは笑った。
原作を読まないで映画を観る
私は原作を観ないでいきなり映画を観てきましたが、問題なく楽しめました。
なかには、原作を知らないとちょっと楽しみに欠けるものもあるかと思いますが、問題ないです。
寧ろ、映画を観てからの方が、原作本を読みたいと思う方もいるかも?
現に私は、他の物件も気になっています。
それも、エンディングロールの際に、映画で取り上げられた物件の実際の写真が登場するからです。
原作本を読んでなくてもいいので、気になっている方は映画をどうぞ。
本映画のホラー度
全然怖くないです。
怖さよりも「事故物件ってどんのもん?」という好奇心が勝ってました。
実際ヤマメがホラー体験するというよりは、奈緒演じる小坂梓が見える体質で、見えてしまったり巻き込まれたりという場面が多く、その点を考えても怖くはなかったです。
でも、事故物件ではどういうことがあって、どんな場所があるのかっていう"怖いもの見たさ"で見るのにいいと思います。
また、本作で4DXがスパイスになるとしたら、何かがぶつかったり、風が吹くシーンは連動してくれるので、逆に事故物件にいることを体感していると考えるなら、ホラー度は増すのではないでしょうか。
最後に
4DX『事故物件 恐い間取り』について感想をまとめました。
また個人的な意見としては、瀬戸康史が頑張ってたなーと思います。瀬戸康史好きへのおすすめとしては、瀬戸康史が息を吹くシーンがあるのですが、連動して風が吹くので、瀬戸康史に私が吹かれている!!という実感(霊側の気持ち)が湧きますよ。
次に観たいものは、今年の冬11月27日に放映予定の『真・鮫島事件』ですね。
2ちゃんねるでご存知の方も多いと思いますが、私はこれ知らないので、そのままの状態で当日を迎えたいと思います。
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