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2つの脳

インスタに毎日絵を投稿していたが、それが元で夫との2人展につながり、これから、イラストレーターか画家になって展示を繰り返したり、企業に営業してイラストの仕事をしたりするのかな?と思い始めていた。

しかし、それには繋がらなかった。というか私は働いてはいるが、精神疾患を抱えており、営業をかけるとか、Twitterなとで訴える自信がなかったのだ。

そんな気持ちを抱えていていても、電車の中で携帯のアプリで絵を描いては投稿をし続けていて、外国人のコメントでは好評で、続けてくださいとか、あなたのページは成功してると思うというものもあった。

そんなある日、木版画と絵を描く親しい女性の友人から、文章がいいと思うと言われた。
私は文章に重きを置かずに、絵を描き始めていた。喫茶店で文学を学ぶべく一生懸命本を読んでいたら、席が並ぶ喫茶店の隣でおじいさんが嫌がらせをしてきて、文字を読むのが怖くなり、私は絶望して表現が途絶えてしまったと思った。しかし、なぜか唐突に毎日絵を描き始めたのである。

今振り返ると、文章を書く方の脳が否定されて、絵を描く脳が動き始めたという感じがあった。2つの表現のために使う脳の場所は違うのである。

友人に言葉の表現を励まされて、私は言葉を使う方の脳が復活するのを感じた。2人の人に、絵より、文章の方が、才能があるんじゃないかと言われたり、イラストがいいから続けなさいと絵の先生に言われたり、どっちだかわからない。

noteに書く脳のゆとりは復活し始めているので、また再び書くかもしれない。facebookに、ここまで書かなくてもいいのではというくらい細かくだらだらと日記を載せているので、それをnoteというfaceboookみたいな私を知らない人が読んだ場合どうなるのかというのをちょっと実験してみたいと思っている。noteは清書しなきゃいけないという緊張感があるけれど、それを振りほどいて自由に捉えてやってみようかなと思っている。

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