大学生活は「名刺づくり」
「『大学生活』って何だろう?」
その疑問を抱いてる大学生は多いと思います。僕もそう思っていました。勉強、バイト、サークル、旅行、恋愛…いわゆる大学生っぽいこと、それらを経験して楽しいな!や役に立つな!と思ったりすることもありましたが、どこかもっと他にできることがあるのではないかと思う消化不良な僕がいるのも事実でした。ただ、それらを経験する中で様々な人と出会い、その人たちのおかげで、僕が本当に目指したいことは明らかになりました。
それは自分の社会的価値を高めることです。
僕が考える社会的価値とは、自分にしか生み出せないものを他人に期待してもらえることです。「こいつの感性や経験は面白い」「他の人にはできない発想がある」そう思ってもらえることが大切であり、そのために他人が経験していないことをどんどん増やしていこうと思いました。
だから、僕はフィリピンのスラム街へ行き、日本に住んでいるだけでは絶対にできない経験を求めました。そして、「幸せとは何か?」「日本人とは何か?」という疑問を考える機会を得ることができました。
だから、僕は哲学カフェで周りの友達とはできない深い話ができる場所を求めました。様々な意見は世界の多様性を感じさせ、人間性や価値観の深まりを感じることができました。
もちろん、常に他人と違う経験だけを求めているわけではありません。ただ、僕が興味を持ったことがどんなに平凡だったとしても、様々な経験をした僕のフィルターを通せば、他人とは違うものがアウトプットされる可能性が高くなります。
そういった体験を繰り返していく内に
大学生活というのはどれだけ自分を面白くデザインし、
社会的価値を高めるか?
という目的に落ち着くのだと実感するに至りました。
社会に出た時に、僕とのファーストコンタクトで相手に渡す名刺をどれだけ面白くできるか?つまり大学生活でどれだけ「名刺づくり」ができるかを僕の大学生活の目標にしています。これからまだ自分に足りない面白さを求めて大学生活を終えたいと思います。