klis Advent Calendar 2022 12/4 klis21.5について、そしてNDCという推しについてのお話
はじめに
こんにちは、klis21.5のmacornoです。この前の雙峰祭の期間は、クラ代のだしもの「かすがのまかろに」に合わせてまかろにになっていたりしましたが、macornoです。マカロンでもないです。
間違えてとっても早い時期に予約してしまったので慌てて書きました。
あと20日でクリスマス、クリスマスですね。はやいものです。
筑波大学様は、クリぼっちにテスト勉強しなきゃだから!!という理由をくれるようだ。やさし~~。
これはklis Advent Calendar 2022 12/4(4日目)の記事です。(→前日 「TXを巡り廻る」(乳製品))
今日の話題は、klis21.5について、そして、NDCについて。前半と後半で全く違う話をしています。適当自分語り文章ですので、苦手な方はブラウザバックよろしくお願いします。
klis21.5って?
<klis21.5 Q&A>
Q. 21.5ってどういうこと?
A. 総合学域群からの移行生という意味です。
Q. 第1希望の人が少ないってホント?
A. 少ないと思う。
まこるのは、2021年春に総合学域群1期生として岐阜からつくばにやってきました。総合学域群は、東大の進振りみたいな、というとかっこいい感じがするんですが、まあそんな感じで、希望学類に2年生から成績順に割り振るよ、みたいな制度です。今年で2年目ですね。
中2のころから図書館情報学やるぞ~~って思っていたのに、大学説明会で、「前期ないんで!!」って言われて悲しくなったことを覚えています。ビブリオバトルで入れといわれてもね……。(今はやればよかったな、と思っている)
入学当時は、私と同じようにklisは前期がないからと仕方なく総合を選んだ人たちはたくさんいるだろうな、頑張らないと入れないかな、klisはいれなかったら筑波に来た意味ないなあと思っていました。
競争率高いのかなあとおもってましたが、一年後にふたを開けてみると、他の学類に移行できなくて来た人たちが多いようでした。特にmastやcoins志望が多かった気がします。
・coinsやmastに入るために必要な成績がばか高い
・移項要件(移行するために必要な単位)がない
・枠がでかい
・比較的なんでもできる
が原因なのかなあ。(勝手な推測)
知識情報・図書館学類と書いてあると「図書館」が目につきます。確かに必修とか例とか図書館関連が多いし(うんざりしている人をよく見かける)、取れるのも学士(図書館情報学)だし、確かに図書館っぽい。
でも思ったより図書館図書館してないぞ?というのが私の感想です。結構理系チック。とる授業によっても違いそうですけど。
これは私がどどど文系図書館オタクだからかもしれません。もっと図書館に埋もれて生活できると思っていたのかも。
思ったよりもなんかいろいろできるぞ、というのが特色のklis、第一希望じゃない人がやってきてまあまあよかったじゃんって卒業していける場所なんじゃないかなあと勝手に思っています。そうだといいな。
そして、総合学域群、これが成功だったか失敗だったかを決めるのは少なくとも私たちが卒業してからにしてくれ~~~
こんなことを書いている人間は、文系Klis人間の典型みたいな人間(図書館と本が大好き!)なので、かなり贔屓目だったりするかもしれない。いや、図書館と結婚するって言っても何も突っ込まれなかった人生もち人間が典型なのは違うか……違ってくれ……。
NDCオタクがNDCを推すだけの文章
ここから話が変わりまして、私がこよなく愛している日本十進分類法(略してNDC)についての話をしようと思います。何事にもオタクっているのよ。(ちなみに略称がよく似ているNDL(国立国会図書館)では国立国会図書館分類表NDLCが用いられていて、NDCは用いられていない)
NDCは1876年に発表されたデューイ十進分類法(DDC)をもとに、日本に合うようにもり・きよしが中心となって作られたそう。DDCは歴史・地理のところで欧米が中心となっているでしょうから、日本を表すにはちょっと苦労しそうですし、宗教でもキリスト教に重きを置きすぎているし……ってことなのでしょう。
NDCは人類の英知の結晶であるところの本を綺麗に分類してくれる素敵な素敵な分類。浪漫の塊です。自分の家の本もこれで分類したいぐらいです。
日本の公共図書館の蔵書分類にはほとんどNDCが使われています。学校図書館も基本的にはNDCでしょうし、大学図書館も結構多いです(筑波大もほとんどの蔵書はそう)。
つまり、自分が好きな分野の番号を覚えておけば、どんな図書館にいっても好きジャンルにすぐたどり着ける!!! そして、「ここからここまでが私の好きな分野の本か~~(多い・少ない)ね」と評価することも可能です。
あとは、第2次区分表ぐらいまでちょこちょこ覚えておけば、図書の背の番号を見ただけでどの分野に位置している本かがわかります。
第1次区分はさすがにざっくりしすぎですが、第3次区分は1000個あるので覚えるのはさすがに厳しい。(言語(8類)はかなり共通しているところが多いし、歴史(2類)や文学(9類)ともかなりリンクしているしで第3次区分もまあまあ覚えやすいとは思うんですけど)
しじぇ(某必修)をとっている人間に、この辺を熱弁して、NDCって楽しいよね!!!と言ったけどわかってもらえませんでした。残念。楽しいんだよ!!みんなもNDCを活用していい図書館ライフを送ろうぜ!!
その他個人的な楽しいポイント
・出版される本がどこかには分類されるようになっているので、眺めているだけでどんな学問分野が存在しているかわかって楽しい。
・共通で使われている数字をぱっと見分けられると楽しい(日本の1とか叢書の8とか)
・意図的じゃん!!っていう数字(ロンドン-3333とか)
・図書館に行ったときに、棚の配置の部分でも楽しめる。
分類はシステム系の色が強くなってきているから専門にすることはあきらめているのですが、研究したかったなあ。
こんな楽しみ方あるよ、とか、ここの分類面白いよね、とか、そういう話があったらお聞かせください。klisにはNDC楽しいよね、にこにことできる人間が隠れていると思っているのでぜひぜひ。
何なら私より全然詳しい方とかいらっしゃると思う、恐れ多い記事を書いてしまったものです。
今日はここまで。読んでいただき誠にありがとうございました。
急に寒くなってまいりましたので、体に気を付けてお過ごしくださいませ。
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