【がんと知るまで】年明けの受診と手術の決定。今の思い。
さて、ようやく年が明け、2020年1月に受診しました。
分泌は、相変わらず絞れば出る程度。
「分泌確認できたので、手術することもできます」と先生に言われて、
「手術をお願いします」と言いました。
主に手術には2種類の目的があります。
①異常分泌を止めること(治療)
②組織の検査をすること(検査・良性悪性の確定)
手術は、1時間もかからずに終わります、
ですが、
・初診(赤十字病院)、マンモグラフィー検査
・MRI
・MRI結果聞く
・術前エコー
・手術(外来)
・手術後の経過観察
・手術結果をきく(ここでがん宣告を受ける)
これだけ病院へ通います。
本当に、働きながらの治療は職場の理解と環境が必要です。
そして、がん宣告を受けたこれからも。
ステージ0の私でも、
・術前CT
・入院(3~4日)
…その後、放射線治療(約5週間)
それまでに通院は何回?
想像の3倍は、通院しなければいけません。
とにもかくにも、
2020年1月
乳がん検診から約1年
ようやく、しこり除去の手術
「乳管腺葉区域除去術(局麻)」が決まりました。
その後、2020年3月4日にようやく
私の5mmの敵が、摘出されます。
そして、2020年3月18日
私は、ステージ0のがん患者になるのでした。
ですが、こういう性格の私です。
まだ、ステージ0も本気では信じていません。
今週のCTの結果、どうなるのか。
「要精密検査の結果、異常はありません」
「細胞診では良性です」
「ほとんどの確率で乳管内乳頭腫です」
そのすべてで、確率の低いほうをクリアしてきました。
理論上、リンパや全身への転移はない非浸潤がん。
でも、敵は見えません。
確実に私の体内で、「がん」を作ることができる。
私のわきの下の違和感や、今年に入ってできた乳頭のほくろ。
これらは本当に、私の敵ですか?
若年性乳がんはほとんどの場合、しこりができてから気づくため、発見が遅れる(ステージ0はほとんどない)そうです。(ネット情報)
進行が速いといわれるのはそういうことなのかなと。(私見)
私場合は、異常分泌からのしつこい検査の結果、ステージ0(いまのところ)。
「ほとんどの場合はならない」
ことが、起こることだってあります。私のように。
いたずらに不安になる必要はなくても、最悪の場合を考えなければいけません。
今の私は、半分半分です。
「ステージ0。抗がん剤治療無し。入院と、通院による放射線をこなせば今とあまり生活は変わらない。」ということから、がんという実感がない私。
そして、「もしかしたらリンパにもあるかもしれない。」そう疑う私。しかし、その実感はありません。いざそういわれたら、ようやく、膝から崩れ落ちるのかもしれません。
いまは、ステージ0を疑いながらも、
あまり変わらない生活を送れていることに、「がん患者」としての自覚を見いだせていません。
私、全然普通なのにな。