【がんと知るまで】細胞診の結果を聞く
細胞診の結果を早く聞きたかったのですが、
結果が出るその当日は、娘の保育園最後の運動会があるため、翌週に延ばしていました。
しかし、その運動会を予定していた2019年10月12日は、全国的に過去最高レベルの台風が直撃した日。
保育園は、長い歴史で初めて運動会を延期したのでした。
そのため私は、娘を連れて「自宅待機が望ましい」とされていた台風の真っただ中、クリニックを受診。
数々の商店や百貨店が、臨時休業する中(それほどの被害が予想されていた大型台風でした)
先生は、いつもと変わらずクリニックをあけていて、クリニックの中だけ異世界のようでした(先生相変わらず美人でクール)。
そして、細胞診の結果。
「良性」
つまり「今回とった血性の分泌物の中には悪性と思われるものは混じっていなかったため、問題ない、もしくは良性であると判断できる」といったものです。
つまり、私の分泌物の中にはたまたま悪性のものは混じっていなかった。
だから、たぶん良性ですよ、ってことかな。
細胞診ってそうなんですよね。
でも、検査としてはもちろん有効なものですし、状況からみても、現段階では、良性であると判断できます、と先生は言ってくれました。
このとき私の乳頭からの分泌は、ほぼ止まっていて絞らないと出ませんでした。絞っても出ないときもありました。
下着が汚れたこともありません。
私は、この結果が出る前(初診のとき)から先生に、
・私はシングルである(命が最優先)
・良性でもしこりは取りたいと思っている(手術したい)
と、伝えていました。
なので今回良性と判断ができたとしても、手術を希望していました。(あと心のどこかで細胞診を信じられなかった)
ですが、「分泌が止まっている状態だと十分な手術ができない」と言われ、
今回は、
「2か月後にもう一度様子を見ましょう。その時に分泌があれば手術をする決断もできます。そして、もしその間にも分泌が続くようであれば、受診してくださってもいいですよ。」
と言われました。
帰り道…
良性だろう。乳管内乳頭腫だろう。
血も止まった。
…
私が決めていたこと
・良性でもしこりはとる
・悪性なら全摘する
疑わしいものは取り除きたい。
そういう気持ち…
年齢的にも、乳頭からの異常分泌の場合、大半は乳管内乳頭腫。
乳がんである可能性は限りなく低い。
…
私の場合5mm
万が一悪性でも、早期発見だよなあ。
…
いろんなことを思いました。
そして、2か月先まで待とうと思いつつ、少し絞るとまだじんわりと、少量血を出す乳頭。
白黒はっきりしないことが苦手な性格上、
やっぱり様々なことが、嫌でした。
はっきりしたい。