アールト大学とフィンランド建築
フィンランドの近代建築家であり、ユーロ導入以前のフィンランド紙幣にも描かれていたというアルヴァ・アールト。
彼の名前にちなんでつけられたアールト大学は2010年にヘルシンキ工科大学・ヘルシンキ美術大学・ヘルシンキ経済大学が合併して設立されたそうです。
アールトはヘルシンキ工科大学の卒業生で、現在のメインキャンパスであるオタニエミキャンパスを設計しました。
今回、私はこのアールト大学の工学系大学院に留学をしている友人に、オタニエミキャンパス内部を案内してもらうことがでました。
アールト大学自体はものすごく広大なキャンパスですが、地下鉄のAalto yliopisto駅に直結しているので、そこから行くことをお勧めします。
キャンパス内部は洗練されたモダンデザインで息を呑む空間でした。
まるで現代美術館のような、大きな吹き抜けとガラス天井。
デザイン家具と思われる椅子がたくさん置いてありました。中には、一脚150万円するという椅子もありました。一度盗まれたものの、犯人が特定されて戻ってきたそう。
普通に学生さんが座っていましたので、私も座ってみました。
ロッキングチェアみたいな感じで、見た目だけでなく座り心地もとても良かったです。
カフェテリアはメニューがヴィーガン食だそうで、
残念ながら食べる時間はありませんでしたが、8-10ユーロくらいで食べられるそうです。
その他、研究発表ホールなどを案内してもらいました。
敷地が広大で、時間的に全て見るのは難しかったのですが、アールト建築に少し触れることができてよかったです。
事前にアールトについて知っていれば、彼の他の作品も見に行ったのになぁと、少し後悔しました。、