舌のはなし(ちょっとややこしや)
こんばんは。
成人の皆さんおめでとうございます。
当時の私は髪の毛の色が半分金髪半分黒のロングヘアーで個性を出しまくっていたのに、クラスのカースト制度が嫌で二次会には行かず友達と2人で飲んでいました。尖っていたのかもしれません。
二次会の帰りにクラスメイトに見つかって三次会には合流すると言う意味不明な展開も今となってはいい思い出です。
今回も大真面目な内容で、前半かなりつまらないです。私の復習も兼ねてお付き合いください。
舌の役割から説明します。
咀嚼(食べること)
嚥下(飲み込むこと)
発声(話すこと)
舌の役割は大きく分けてこんな感じです。
数回に分けて最終的に上の3つ以外の体への影響について話していきます。
まずは基礎から説明してきます。
めちゃくちゃつまんないと思います。
私だけ少しわくわくしてごめんなさい。
舌の筋肉や支配神経なんて国家試験で勉強した以来なので勉強し直しです。
舌は長さ20~30㎝
重さ200ℊ強(約リンゴ一個分)
すべて筋肉でできています。
意外と重いんですね。
舌の筋肉は外活筋と内活筋の2種類からなります。
外活筋はオトガイ舌筋、舌骨舌筋、茎突舌筋、口蓋舌筋で、舌全体を前方、後方、外方などの様々な方向に動かします。(位置を変える)
内活筋は上下従舌筋、横舌筋、垂直舌筋です。(形を変える)
(ネットの画像は勝手に引用しちゃいけないと思って参考書の写真にしました。見づらくてすみません。)
オトガイ舌筋
起始:下顎骨
停止:舌下面、舌骨
支配神経:舌下神経(第7脳神経)
舌骨舌筋
起始:舌骨の大角と体
停止:舌の外側縁
支配神経:舌下神経(第7脳神経)
茎突舌筋
起始:側頭骨
停止:舌下面、舌骨
支配神経:舌下神経(第7脳神経)
口蓋舌筋
起始:軟口蓋の前面
停止:下の外側縁
支配神経:咽頭神経叢(迷走神経[第10脳神経]の枝からなる)
内活筋は舌の中から筋肉がはじまって舌の中に付着しています。
これらをまとめて舌筋といいます。
舌の位置を変える筋肉と舌の形を変える筋肉の2種類があって、舌の位置を変える外活筋に関しては、頸部の前面についているんですね。
この舌の位置を変える外活筋が付いている位置と、この舌の重さがポイントとなってきます。
今、これを読まれている方の舌の位置はどこにあるでしょうか。
(パソコンで絵を描く手段がないので手書きで許してください)
実は舌の正しい位置は①の口の中の上全体についている状態です。
特に③の状態になっている方は注意が必要です。
私は物心ついた時から両親に口が開いていると注意されており、今思うと幼少期から常に③の位置だったのだと思います。
次回に続きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?