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【最新】『茶にごし』【麻雀戦術】

○「まだ決めない」という決断

メンツ手か、七対子か、混一色か…

麻雀をしていると、自分の手をどう進めていいか、迷うことがある。

できることなら、早めにその局の方針を固めて、効率良く手を進めたい。

しかし、どうしても、次のツモを見るまで決めきれない、という場面がある。

そこで使えるのが、『茶にごし』だ。

○はっきりさせず、その場をやり過ごす

「お茶をにごす」とは、「いい加減なことを言ったりして、その場をごまかす」という意味のことわざである。

あえて、曖昧な答えを出すことで、時間を稼いだり、重大な選択を遅らせることができるのだ。

この牌姿で言えば、一旦を切るというのが、無難に思えるかもしれない。
しかしそれだと、混一色や七対子になるツモが来たとき、大きなロスが生まれてしまう。

ここで、お茶をにごす

例えば、5pをツモ切ってしまうのはどうだろうか。カン6pの受けや、ピンズのくっつきは逃すが、ほとんどのツモは、混一色または七対子の材料になる。

もし、裏目の6pや4pを引いても、まだまだやり直せる。もしかしたら、赤5pを引いてきて、読まれにくいピンズ待ちになるかもしれない。

『茶にごし』を使うときのポイントは、その手の最高打点を逃さないようにすることだ。

この牌姿で言えば、メンホンチートイや四暗刻の可能性を消さなければ、実は何を切ってもそんなに問題はない。

打発は、混一色と七対子の可能性を大きく下げてしまう。「とりあえず字牌」は、使いどころを誤ると大きな損を生むから、要注意だ。

仮に発を切っても、まだまだテンパイは遠い。テンパイできたとしてもリーチのみのシャンポン待ちは、あまり嬉しくない。

「どうせ良い手にはならなそうだし、ここはちょっとお茶をにごしておこうかな」と思えるようになると、柔軟な選択が可能になる。

「まだ決めない」という決断も、時には使えるということだ。

たまーーに、こんな手になることもある。

え?どのくらいの確率で…?


それは…、自分の目で確かめてみるのが、良いんじゃないだろうか!

麻雀の可能性は無限大だ!!

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ではまた。

読んでくれて、ありがとう。

2023年12月12日 horiwo128

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