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【最新】『2位でええゲーミング部』【麻雀戦術】
○「2位でええ」と割り切る強さ
麻雀における"勝ち"の定義はさまざまだ。
基本的にネット麻雀の段位戦では、「ポイントを増やすこと」が"勝ち"とされている。
1位を目指す人が多いのは、ポイントを増やす上で効率が良いからだ。1位を取ることが目的じゃない。ポイントを増やすことが目的だ。
ラス回避が重要なネット麻雀において、ほとんど可能性のない1位のために、ラス落ちのリスクを背負うのは、あまりにも損だ。
ときには、「2位でええ」と、割り切る姿勢も必要だ。もっと言えば、「3位でもいい」。
この決断が早い人は、段位戦に向いている。
こういうときに使える戦術がある。
それが、『2位でええゲーミング部』だ。
(名前の由来は知らない。マリオカートの日本代表キャプテンが使っていた戦術を参考にした。)
厳しい展開が続いたり、1位のプレイヤーが大きく抜けてしまったりしたときに、すかさず「2位でええ」と言う。これだけだ。
これを言うだけで、一気に視界が広くなる。余計な焦りや緊張から解放され、わざわざ自分から不利な勝負に挑む必要が無いと気づくことができる。
シャンテン戻しや、立直狙いの鳴きなしといった、目の前のロスに対する恐怖が減り、より良い待ち、より良い打点の手で勝負しやすくなる。
また、目標を明確にすることで、今自分には何点のアガリが必要なのか、何点の失点が致命傷になるか、誰のアガリなら嬉しいか、誰のアガリは阻止しなければいけないか、と言った方針がハッキリとする。
価値の高いめくり合い、有利なめくり合いを増やすことが、麻雀で勝ち越すコツだ。
めくり合いに負け続けてしまったときは、「そもそも、自分は有利な勝負に挑めていたのか」「不必要な勝負に参加していなかったか」を確認すると良いだろう。
過度に1位を目指そうとすると、結果的により負け越すことになりがちだ。
「2位でええ」の精神は、常に持っていたい。
そうしてちゃっかり良いポジションを保っているうちに、大加点のチャンスがやってきたりするのである。
『2位でええゲーミング部』、試しに一度、入部してみては?
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ではまた。
読んでくれて、ありがとう。
2023年12月14日 horiwo128