見出し画像

【最新】七対子14s待ち【麻雀戦術】

○実質、両面待ち

南2局、3着目。配牌はそこそこ。

第一ツモで4対子に。

まだ面子手も七対子も見て、端の牌から切っていく。ドラの2pはポンして、東を切っていくようなイメージだ。

七対子一向聴。

もう、面子手は見切る。
鳴きなしボタンを押して、重なりやすい牌を残していく。

テンパイ。
まだ待ちが不満なので、ダマテンにして何巡かツモを見る。

そして絶好のツモ1s。

ここで、おもむろにリーチ。

河に注目してほしい。

どうやら上家と対面は、ソーズの下のほうの牌を持っていなさそうだ。

こういう時は、七対子の1s単騎というより、実質14s待ちだと思い込むのがいいだろう。

1sはもちろんアガリだし、4sをツモってきたとしても、筋の1sはもう誰からも止められることはない。

これが、七対子の待ちを2倍に増やす裏技『七対子14s待ち』だ。

2巡後、4sをツモ。

もし点棒に余裕があるのであれば、もうここで「ツモにゃ!」と宣言してしまっても良い

誤ツモでチョンボにはなるが、同卓者も納得してくれるだろう。

しかし今回は4sツモ切り。さすがにね。

終盤、降りていた対面から1sでロン。

この局は、12000点の加点となった。

ポイントは、『七対子14s待ち』と思い込むことで、両面待ちであるかのようなオーラを出すことだ。今回のように、河がおとなしいほうが、有効だろう。
いかにも変則手な河のときは、あまり効果がない。

また、立直するときは、できるだけノータイムで選択したい。
そうすることで、相手に降りてもらうのだ。
そして、降りてくれればもうこっちのものだ

手牌の中から安全な牌を探そうとして、対子の1sが選ばれることなんかもあるだろう。

もう少し、ちゃんと一般化するのなら、「七対子の単騎待ちは、場況がいい時は筋の牌も待ちの代わりになる」という感じだろうか。
今回でいえば、ソーズの下の場況が良く、1s待ちに加えて4sも嬉しい牌になっていた。

こういう読みが使える時は、使っていきたい。

↓こちらもオススメ

七対子は本当におもしろい。
まだまだ、遊びの余地がありそうだ。

ではまた。

読んでくれて、ありがとう。

2024年1月19日 horiwo128

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?