自転車で75時間1000km走る技術2024Day1
BRM920あおば酷い1000km、実走レポートにはいります。
初日
2024年9月20日金曜日、スタート地点は自宅から近いし早朝でもないのでごはんをゆっくり食べて移動。受付、ブリーフィングを終える。見た目30人くらいの参加でしょうか。車検を終えて、定刻スタートの9:00を待つ。その時点で二人ほど受付してないということでしたが直前に現れて無事出走。このお二人にはほどなくサクッと抜かれました(トップゴールだったそうです)。
114kmの本栖湖までは見知った道なので淡々と進んでいきます。12:04、PC1で2020看板をサクッと撮って出発。この日はとてもとても暑く、どうし道の山伏トンネルを越えてから予定していた補給を前倒しして道の駅どうしで水分補給や掛水をしたり手腕を冷水につけて体を冷やしました。他の参加者も多数休憩していました。ほんと酷暑。
山伏トンネルを抜け山中湖で黒々とした富士山とご対面。こんなに黒々してるのを間近でみるのは初めてな気がします。80.4km地点のローソンに4h39で到着。登り区間ではありますがのっけから予定していた平均時速がだせません(17.2km/h)。先着の西東京ジャージの方と補給。暑さにも相当やられてしまって冷やし中華とか冷たいものしかお腹に入れる気がしません。今年初のクーリッシュネッククーラー装着。お口の恋人ロッテの飲むアイスを手ぬぐいに巻いて首に巻いて体温の上昇を抑えます。今日はお首の恋人です。溶けたらもちろんお口にいれます。
富士山頂上で働いてたレーダードームを横目にして残りの富士4湖を通過。風がまあまあ吹いていたので本栖湖では鏡富士は望めないので即ダウンヒルへ。15:56、134km地点、PC2甲斐常葉駅に到着。先着の方たちがわらわら。ちょうど通りかかった地元のおばちゃんになんだこいつらという視線を投げかけられます。本栖湖からの長い下り区間のおかげで平均時速は19.3kmまで取り戻せた。先着の中に昨年後半ずっと一緒に走ってもらったOさんに発見してもらいました。今回も宿泊せずに走り続けるみたい。さすが、強い。自分はあと84km先の茅野で宿泊。あと4時間くらいでつけるといいな(無理)。この駅はゆるキャン△に出てきたみたいでなでしこがいました。またちょうど電車が入線してて再スタート後踏切を渡る時にタイミングが合ってしまい割と長い時間待たされました。少し登って富士川に降りてR52を遡上。
5:12pmに南アルプス市のファミマで補給。他に参加者が二人補給してましたが両人ともラーレー乗りで驚く。渋い。特にフィニッシュでもお会いしたシルバーのラーレーさんはレーゼロカーボンを履いていてとても自分好みな出で立ちのバイクでした。もう暑いとはいえ掛水はしなくてよさそうになったのですが相変わらず体が暑さを感じるのでボトル2本はロックアイスにポカリに変更。冷やしたぬきうどんをワシワシ食べて20分ほどで出発。すぐにわに塚のさくらの近くを通るがもちろん咲いてはいない。けど、せめて樹形を見れたらいいなと思ってましたが暗闇の中なのでスルー。混んでるだろうけど一度見頃に見にきたいものです。
夜の甲州街道を諏訪方面に進みます。まあまあ大型トラックもいますが当社比少なめ感じ。白州を過ぎ道の駅信州蔦木宿に立ち寄り。ジャズっぽいのが流れてて驚く。温泉もあるんだー。いつも温泉がやってない時間にしか通ったことがありませんでした。ここまでくればあとはもう少しと思ったら忘れてましたよ、富士見峠。えっちらおっちらのぼってピークの後は快調に降って無事本日のお宿に到着。218km、11h22で平均速度は19.1km/h。序盤こそペースを上げられず我慢の走行でしたがまずまずの1日目でした。ほんとは11時間切るくらいで着きたかったけど。明日からは借金漬けの走行が始まります、、
宿に到着したら自転車が置ける屋根付きスペースを発見。フロントで交渉して置かせてもらえることになりました。ありがたい。鍵はダブルロックで。これでかなりの手間が省けます。ただちに隣のスーパーへ駆け込んで夕御飯と翌日の補給物資を調達。こんな時間だからお惣菜はほぼなかったけど残りで適当に見繕って部屋に入りました。部屋に戻る途中で国道20号をPC3へ走って行く方を二人見届け。その先には十七夜の月がくっきり空に浮んでいました。
部屋に戻って夕御飯、風呂や歯磨き、ジャージの洗濯そして忘れちゃいけない充電祭。全部終わらせたら11PMが近い。急いで横にならないと。なんせ出発予定時刻は21日の2時だから。
Day2につづく、、
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