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【クリエイティブ】

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クリエイティブ (創造) に関する 【Note】【アイデア】 など クリエイティブに関する全般
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#発想法

『発想法』 resourceful 渡部昇一

『発想法』 resourceful 渡部昇一


【はじめに】

発想法と云うと川喜田二郎氏の著書が有名だが、英語を専門とする方が「発想とは」を解説すると

resourceful 才知(工夫)に富んだ
その時々の状況に対応出来る能力、または技倆(ぎりょう) p.14より

後天的な工夫や努力で、井戸の数を増やし、深さと豊かさを増し、たえず井戸を汲み続けること。

1980年(昭和55年)電通の夏期大学でコピーライターの方達を対象に講義された内

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『発想法』川喜田二郎・山浦晴男

『発想法』川喜田二郎・山浦晴男


【はじめに】

発想法について、これまで多くの人達が本など出版されています。
かつて、文化人類学者の川喜田二郎氏は「KJ法」を創案しました。
フィールドワークで集めた情報をB6のカードに記述し、そのカードをグループ毎にマトメて、文章化や図解化し論文などでアウトプットしました。
個人の作業にも、グループでの作業にも用いる事が出来、創造性開発などに用いられた。

【『発想法』川喜田二郎】

【『発想

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アイデアは、ひらめきか?経験値の組み合わせか?

アイデアは、ひらめきか?経験値の組み合わせか?

アイデアは、ひらめきか?経験値の組み合わせか?

はじめに

これまでに何冊かの「発想法」や「コピー(広告文章)読本」を読んできました。
読んできたと云うより、読み漁ってきました。(笑)

そこでいつも思っていたのは、名文と言われるコピーのアイデアは、ひらめきか?経験値の組み合わせか?と云う事でした。

今、自分なりに考えると「アイデアお立ち台のようなところで、エイヤッ!!」と突然のように浮かび上

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自ら考える『発想』すると云うこと

自ら考える『発想』すると云うこと


【自ら考える】

自ら考える『発想』すると云うことについて 考えてみようと思います。

【はじめに】【発想法】の創案者 川喜田二郎氏の名前から KJ法と呼ばれ、1970年代から1980年代にかけて普及しました。

デジタル時代に なっても、この時代の基本は、変わらないと思います。

故にロングセラーと言われる本が、売れ続けているのでは!

【発想】とは?

「渾沌」とした状況から「秩序」を見出す

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論文・レポート作成のために読む本 4選

論文・レポート作成のために読む本 4選

本を読む本本を読む目的や段階合わせて、4段階の読み方を設定します。

初級読書:字義などを理解しながら読む
点検読書:タイトルや目次などに目を通し、飛ばし読みでざっと全体を掴む)
分析読書:著者の主張を理解し、正しく批判する
シントピカル読書:テーマに沿って複数の本を読み、自分の意見を形成する

論文やレポートを書くときには、分析読書やシントピカル読書の手法が有効です。

ちなみに、日本語版では、

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書評|『アイデアのつくり方』ジェームス・W・ヤング

書評|『アイデアのつくり方』ジェームス・W・ヤング

年に数回、読み返している本がある。デイヴィッド・オグルヴィ『ある広告人の告白』『「売る」広告』、ジョン・ケープルズ『ザ・コピーライティング』、ロッサ―・リーブス『USP』、そしてジェームス・W・ヤング『アイデアのつくり方』。どれも言わずと知れた古典的名著だ。

つねに手を伸ばせば届くところに置いていて、頭がこんがらかってきたときなどに、気分転換するために読んでしまうのが、この『アイデアのつくり方』

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