Profile 堀尾志保
博士(経営学)
専門は組織論・組織行動論・人的資源管理論(人材マネジメント論)・
リーダーシップ論
株式会社日本能率協会マネジメントセンター
Director/ Leadership Development
立教大学経営学部兼任講師、日本大学商学部非常勤講師などを兼任。
略 歴
高校時代に財団法人日本国際交流財団派遣生として米国に留学。立教大学大学院経営学研究科博士後期課程修了(中原 淳研究室)。株式会社日本能率協会マネジメントセンターにて、研修ラーニング事業本部研修開発部長などを経て現職。現職では米国リーダーシップ研究機関Center for Creative Leadershipなど海外の研究機関との渉外業務に加え、企業の管理職、リーダー人材を対象とした教育企画や調査研究に従事。著書に『リーダーシップ・シフト』『これからのリーダーシップ』『コンピテンシーラーニング』(共著、ともに日本能率協会マネジメントセンター)などがある。
研究テーマ
❍ チームのシェアド・リーダーシップ開発
❍ 非役職者のリーダーシップ開発
❍ リーダーシップ論の変遷と展望
❍ 管理職人材の仕事経験と能力獲得との関係
❍ 高業績社員の行動特性
❍ 心的特性の測定
著書
❍ 堀尾志保・中原淳『リーダーシップ・シフトー 全員活躍チームをつくるシェアド・リーダーシップ』
❍ 堀尾志保・舘野泰一『これからのリーダーシップ』
❍古川久敬(監修)『コンピテンシー・ラーニング』
第3章・第7章を担当
高業績者の共通行動特性であるコンピテンシーはいかに学習されていくか。コンピテンシーの理論的背景、企業人事での活用事例と合わせて、学習に関する調査事例を紹介。
学術論文(refereed 査読付き論文)
❍ 堀尾志保・中原淳(2023)「管轄チームの共有型リーダーシップ促進に向けた企業管理職の行動過程と行動内容に関する探索的研究」『日本労務学会誌』24(2), pp.21-41.
❍ 堀尾志保・中原淳(2022)「共有型リーダーシップ研究の動向と展望―先 行要因・モデレータ要因研究に着目して―」『産業・組織心理学研究』36(1), pp.29-52.
❍ 堀尾志保(2020)「リーダーシップ研修の研修効果に関する研究―非役職者を対象とした研修事例に基づいて―」『商学集志』90(1), pp.255-286
❍ 堀尾志保(2018)「管理職のアンラーニングと周囲からのサポートとの関連性に関する研究」『商学集志』88(3), pp.23-54
❍ 堀尾志保・高橋潔(2004)「作為回答場面での5因子性格検査に関する社会的望ましさ尺度の役割」『産業・組織心理学研究』17(2), pp.65-77
学会発表
❍ 堀尾志保・中原淳(2021)「シェアド・リーダーシップ重視の価値観獲得に至る管理職の学習プロセスに関する探索的研究」(経営行動科学学会第24回年次大会発表原稿集, p99-106, 2021.9)
❍ 堀尾志保(2017)「リーダーシップ研究の新潮流―学説展望によるVUCA時代の新たなリーダーシップのあり方の探求」(日本応用心理学会第84大会発表論文集, p76, 2017.3)
❍ 堀尾志保・鈴木麻里子・長谷川隆・片岡大輔(2001)「営業社員のコンピテンシーと業績との関連―構造化面接によるコンピテンシー評価を通して」(産業・組織心理学会第17大会発表論文集,pp.102-105, 2001.10)
❍ 堀尾志保(1999)「性格検査の虚偽回答に関する考察」(経営行動科学学会第2回大会発表論文集, pp.154-157, 1999.11)
シンポジウム・講演等
[ シンポジウム ]
❍ 『21世紀のリーダーシップ研究と実践の潮流』経営行動科学学会 第21回年次大会 [シンポジスト] 高橋潔,田中堅一郎,堀尾志保 [コメンテータ] 犬塚篤,[司会] 外島裕(経営行動科学 第21回年次大会発表論文集, p.12, 2018.10.21)
[ 講 演 ]
❍「これからの時代の中間管理職育成を考える」日本CHO協会主催 2022.9
❍「新たな時代のリーダーシップとは」財団法人 浩志会 (官民の基幹人材育成のための財団法人)2021.12
❍ 「VUCA時代に求められるリーダーシップの新たなカタチ」日本の人事部主催 HRカンファレンス2020.5
所属学会
日本労務学会
経営行動科学学会
産業・組織心理学会
応用心理学会
M-GTA研究会
日本教育工学会
メディア
❍日本経済新聞 2021年3月11日紙面「新人育成コロナで見直し」
その他著作
❍ 堀尾志保「ニューノーマル時代の新入社員教育」『商工ジャーナル』2021.3, pp.56-59
❍ 堀尾志保「リーダーシップ研究の変遷と新潮流」『人材教育』2016.9, pp.26-31
❍ 堀尾志保・小菅啓・永國幹生「起業家養成機関の権威・バブソン大学で教えられているアントレプレナーシップとリーダーシップ」『人材教育』2016,9, pp.40-43
❍ 堀尾志保・小菅啓・永國幹生「集合天才でイノベーションを生むコレクティブ・ジーニアス・リーダーシップ(ハーバード大学 リンダ・ヒル教授取材記事)」『人材教育』2016,9, pp.40-43
❍ 堀尾志保・小菅啓・永國幹生「米国リーダーシップ専門教育・研究機関CCLのグループ・リーダーシップモデルDAC」(Center for Creative Leadership シンシア・マッコーレイ氏取材記事)」『人材教育』2016,9, pp.36-39
❍ 渡辺京子・堀尾志保・小林志保「米国グローバル人材育成の今―Reporting Global HRD of the United States―(Center for Creative Leadership/南カリフォルニア大学 モーガン・マッコール教授/サンダーバード大学 マンスール・ジャビダン教授取材記事) 」『人材教育』2012.3