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TikTokを伸ばすにはどうしたらいいのか?運用戦略についてコツやポイントを徹底解説~part2~

最近は、TikTokアカウントのプロデュースに携わることが増え、企画を考えたり、動画を撮影したり、編集したりの日々を過ごしています。
自分自身が出ることはないですが、TikTokを通してとても運用にこだわり常に研究しています。今回はTikTokの運用戦略について去年書いた記事のアップデート版を紹介していこうと思います。

前回は、「音源の選び方」、「動画の撮り方」、「企画力」について紹介しましたが、

「TikTokで伸びる動画とは?運用戦略について徹底解説!~part1~」
https://note.com/horikosu/n/ndf8ef5b12e30

今回は、「TikTokの分析方法」、「TikTokアカウントの伸び方」、「運用のポイント」、「投稿内容について」について解説していこうと思います。

1.TikTokの分析はいいね数を見る

TikTokをみていく中で指標はいいね数を常に見ています。再生数も見ていますが、再生数よりいいね数を見ている理由は、3つあります。

1つ目は、再生数は属人的なコンテンツなのか非属人的なコンテンツなのかによっていいね率(いいね数/再生数)に差がだいぶあるからです。うちでも、属人的コンテンツと非属人的コンテンツ(人が顔を出しているか出していないか)の両方を運用していますが、平均して下記のような数字です。

属人的コンテンツ:10万再生数に対して、1万いいね数(いいね率10%)
非属人的コンテンツ:10万再生数に対して、3000いいね数(いいね率3%)

2つ目は、フォロワー数の増加と相関があるからです。多くのアカウントがフォロワー数を増やすことをゴールに運用していると思いますが、どんなコンテンツを出せばいいのか?に対する最適な答えが過去に投稿したコンテンツの中でいいね数が多い投稿に寄せていくことが鍵となるからです。

3つ目は、いいね数のバランスがそのアカウントの世界観の需要を表しているからです。再生数は、TikTokの特徴上、オススメに出てくるだけでカウントされてしまいます。これはどうしても受身的な数字です。しかし、いいね数に関してユーザーが能動的にアクションした数です。追うべき確度の高い数字は能動的な数字を見た方が正確な判断を起こしやすいです。

2.TikTokアカウントの伸び方を知っておく

TikTokの運用では、モチベーションの上がり下がりがとても激しいです。その結果、起こりがちなことに3ヶ月で投稿でやめてしまうことです。これはTikTokの運用が、他のSNSに比べて運用コストがとても大きいからです。しかもアプリの特徴的に資産化されにくく、コンテンツベースなので、投稿によって伸びの変動が激しく、伸び悩みが絶対に訪れるということです。

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そもそもタイムラインの仕組みが違います。

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まだまだ理解されていないTikTokアプリの文化やユーザーの特徴とは?https://note.com/horikosu/n/nf8b16b45b1a4

伸び悩みによるモチベーションの低下はこれまで何度も見てきました。これを解決するためには運用体制がとても大事になります。どのSNS運用でも言えることですが、とにかく毎日の投稿素材を確保できる仕組みを作ることです。

例えば、毎週1日2時間7本撮るなどスケジューリングして撮り溜めをします。
TikTokはネタを考えるコストが比較的低く、撮影コストがとてもかかりますが、素材さえあれば、テキストやハッシュタグ選定に時間がほぼかからないです。

体制ができていないのに、先にとりあえず撮影してみて投稿してみようみたいなスタンスだと伸び悩みの時期がきた際に、モチベーションが下がり、続かなくなります。まずは体制がとても大事です。これに関しては、1人で運用していく難しさはとても痛感します。チームでできるのがベストです。どのSNS運用においても共通することかもしれません。

TikTokの醍醐味としてバズる瞬間が必ずくることがあります。この瞬間はモチベーションが高くなるのですが、TikTokはギャンブルに近く、一回当たったからと言っても再現性は低いです。またバズっても資産化されにくいので、その後、投稿が伸び悩み、モチベーションが下がってしまいます。

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フォロワーが異様に増えてるのに次回出した動画が伸びないからです。フォロワーが伸びても、投稿本数を担保することを軸に運用できると、投稿の伸び悩みに一喜一憂せずに長い目で見た際に、伸びるアカウントにできます。ここができてるところが少ないので、できるたけでもアカウントは伸びます。(そこが難しいところではありますが。。。)

3.運用のポイントは動画の撮影コストを下げる

TikTokは3時間かけて撮影編集してクオリティを高めたのに、5分しか時間をかけてない動画があった際に、後者の投稿が伸びるなんてことは多くあります。動画クリエイターの人からするとあまりよくはないかもしれないですが、
TikTokというプラットフォームを使用する上で良い動画とは、

こだわったクオリティの高い動画ではなく、再生される動画になります。

常にTikTokでどんな動画が再生されているかが大事になってきます。もちろんアカウントの世界観に紐づいた再生される動画という意味です。

つまり何が大事かと言うと、

いかに、動画の撮影コストを下げて、動画の本数を担保できるかということ。

1時間の撮影で1本の動画を撮るのではなく、クオリティは少し下がるが、1時間の撮影に3本撮ることの方が大事です。運用のフェーズによって戦略は変わりますが、初期の運用はとにかく本数にこだわると良いでしょう。


4.どんな内容の投稿をすればいいのか

コンテンツについて。よくTikTokでどんな動画を出したら良いかと言われた際に、流行に乗ることから始めると良いと言います。これには理由が2つあります。

1つに、ユーザーが耳慣れしているため離脱率が下がるということです。
クリエイティブ・スイッチという本に、クリエイティブに関して細かく書かれていて動画においても参考になったのですが、端的に言ってユーザーは目新しいものは受け入れがたいが、多くの人が利用してるものに対しては抵抗が少なくなることにあります。

NEWPOST ストーリー – 34@3x

新しいことを受け入れられるためには接触頻度を増やすことで好感度が上がっていくと、この本では書かれています。

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こちらでも紹介したこの図が言えることです。
https://note.com/horikosu/n/ndf8ef5b12e30

つまりは、

TikTokで言えば流行りに乗れば、見ている人にとって好感度高い馴染みやすい状態でコンテンツを届けることが可能

ということです。逆にまだ流行っていないコンテンツをやることは伸びづらい可能性もあると言うことです。

2つ目に、アルゴリズムに引っかかりやすいです。おすすめのタイムラインを見ていてある特定の音源の視聴時間を長くしてみた際に、その次に出てくる動画に同じ音源であるという現象が多くありました。タイムラインでは、AIの活用で、見ている人に最適化されたコンテンツを表示していますが、その1つの要素として音源が関わっていそうです。


まとめ

TikTokを運用していくの中で、伸び方が落ち込む時期は必ずあります。そこを知っておくだけでも気持ちが楽になるかと思います。とにかく動画の本数を担保していく。ここがとても大事です!


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