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【ACL決勝】厳選☆これだけは覚えて行きたい!浦和レッズのチャント8選【みんなで後押ししよう】

決戦が迫ってきた。

アジアNo.1クラブを決める戦い、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)。予選やプレーオフを含めれば今年2月から続いてきた大会も、いよいよあと1試合を残すのみ。11月24日、埼玉スタジアム2002での一戦でアジアの王者が決まり、幕を閉じる。

決戦のチケットは完売。6万人を収容する国内最大のサッカー専用スタジアムであるが、文字通りの大一番、チケットの争奪戦は激しかった。シーズンチケットホルダーの優先販売があったため、僕は無事チケットを確保できたが、浦和レッズ関連のハッシュタグを追うと、チケットが手に入らなかった悔しさをにじませるツイートも見掛ける。

一方で、必ずしも浦和レッズのサポーターではなくとも、この一戦はと思ってチケットを取った人もいるのではないかと思う。この記事はそのような人達のために書いた。

もちろん、「一人でも多くの浦和レッズサポーターをスタジアムに」という思いは僕にもある。しかし、それと同じくらい、「スタジアムに来る人全員で戦いたい」という気持ちがある。

通常、応援はゴール裏が中心だ。しかしこの試合は、スタジアム全体で戦わないといけない瞬間が必ず来る。そのときに、コアだとかにわかだとか他サポだとか関係なく、皆でピッチに熱量を届けたい。

普段あまり声を出したことのない人も、浦和という単語を叫んだことのない人も、この日だけは、声を出して浦和を後押ししてほしい。

そのために、独断ながら、本当に重要な瞬間に歌われるチャントを、過去のACLの現地映像とともに、厳選してみた。ぜひこれだけでも覚えて、埼スタに来てほしい。

《浦和編》

浦和レッズの最も中心的なチャント5選。どれもチームとして、戦いたいときに歌われる。

1. 浦和レッズ

チーム名を叫ぶ、最もシンプルなもの。その場で覚えられるけれど、まずはこれから。

2. We are REDS!

これもそのまま。このチャントが歌われるのは、その試合の中で本当に大事な瞬間。ウィー、アー、レッズ、と力の限り叫んでほしい。

3. 威風堂々

タイトルマッチなど、大一番の試合前に歌われる。エルガー「威風堂々」のメロディを「オー」でなぞる。これもその場で合わせられる。

4. Pride of URAWA

ようやく覚え甲斐のあるチャント。試合終盤に歌われることが多いが、重要な試合ではウォーミングアップや試合開始時に歌われることもある。

アレオー アレオー アレオーレーアーレーオー
アレオー アレオー 俺達の浦和レッズ
浦和レッズ 浦和レッズ 浦和レッズ 浦和レッズ
浦和レッズ 浦和レッズ プライド オブ 浦和レッズ
オーオオ(パンパン)オーオオ(パンパ ン)
オーオオ !オ!オ!オ!オー(パンパン)
オーオオ (パンパン)オーオオ(パンパン)
オーオオ !オ!オ!オ!オー(パンパン)

5. 歌え浦和を愛するなら

これは歌だけじゃなくて、肩を組んでのジャンプもある。ゴール裏だけじゃなくて、全方向から飛び跳ねたい。

歌え浦和を愛するなら 決めろ浦和の男なら
オー レッドダイアモンズ ラララララララ
オー レッドダイアモンズ ラララララ

《世界編》

浦和レッズには、アジア(世界)専用のチャントがある。ACL決勝では、これらを歌う機会は多くなるだろう。ちょっと難しいものもあるが、歌い切れると気持ちいいので、ぜひ覚えてもらいたい。

1. 赤き血のイレブン

2007年に初めてACLに出場したときから、アジアの戦いと言えばこれ。メロディはしっかりあるが、わりとシンプルで、力が乗せられるチャント。

赤き血のイレブン ラララ浦和レッズ
世界に魅せつけろ 俺たちの誇り

2. This is URAWA

今シーズンの新チャント。3回1セットで、それぞれ手拍子などがちょっと違うので、覚えるのは少し大変。けれど、う・ら・わ!と叫ぶところは最高に気合いが入る。

アレー 浦和 アレオー アレアレ浦和 アレオー
世界へ響かせろ This is オー 浦和レッズ

《勝利編》

We are Diamonds

浦和レッズには、勝利の歌がある(原曲はロッド・スチュアートのSailing)。歌えることを信じて、覚えてこよう!

We Are Diamonds We Are Diamonds
Yes We Love You Boys In Red
We Stand Beside You Forever Always
Yes Red Diamonds You're The Best

We Are Diamonds We Are Diamonds
All Together Hand In Hand
We Will Keep On Singing For You
Yes Red Diamonds You're The Best

La La La- La- La La La- La-
La- La La- La La- La- La La-
La- La- La- La La- La- La- La- La La-
Yes Red Diamonds You're The Best
(もう1回繰り返し)

”We”の意味

浦和レッズのチャントで特徴的なことが1つある。

それは"We"という言葉。

意味は我々。

もしくは俺達。

We are REDSやWe are Diamondsは勿論のこと、Pride of URAWAや赤き血のイレブンにも「俺達」という言葉が入っている。

2013~2017年に浦和レッズに在籍していた那須大亮選手(現ヴィッセル神戸)が、興味深いことを言っていた。

那須選手は自身のYoutubeチャンネルを開設しているが、そこでの田中隼磨選手(松本山雅FC)との対談で、Youtuberになろうと思ったきっかけについて話している。どうやらそれは浦和時代にルーツがあるようだ。

田中 きっかけはあるの?
那須 俺は、人に伝えるのが好きなのね。言葉で言うのが好きだったから。松さんの影響とかで。熱量を人に伝えるのが。
田中 でもそれ昔はさ、選手に伝えるのは好きだったじゃん。若いやつとかもそうだし、アツく語って。でもそれをさ、例えばファンとかサポーターとか、外に伝えるのは、
那須 全然なかった。
田中 好きでもないし、得意でもなかったじゃん。
那須 SNSも嫌いだし。
田中 それはなんでかなと思って。
那須 それは浦和に行ってからなんだけど、
田中 ああそうだね、周りの人の影響とかね。ちょっと違うもんね。
那須 そう、違う。なんかこう、声がけとかでも、「週末頑張ってください」とか「試合頑張ってください」っていうのはよくあったんだけど、でも(浦和では)どのサポーターの人でも「週末頑張りましょう」って。年齢関係なく、みんな言っていて。みんな命を懸けてやっているかもしれないけど、それが言葉に乗ってダイレクトに伝わったのよ。

まさにこれこそが"We"である。立場は違えど、皆が、戦っている。

決戦を前に、大槻監督も言っていた。

「浦和全体としての力、戦力が試される試合だ」
「今度の舞台では、より全体の一体感が要求される」
「『We are REDS!』のWeに関わる全員が協力して戦いたい」

11月24日、埼スタに来る人。

この日だけは”We”の一員になってほしい。

ほりけん
浦和育ちのレッズサポ。スタジアムに通い始めたのはJ1復帰後、2002年〜03年あたりから。さいたま市に戻ってきたのを機に、2018年から念願のシーズンチケット(自由席)を取得。現在は北と南のゴール裏を行き来。
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