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1541「Lee Morgan vol.2」

ナレーターの堀川輝幸と申します。
ジャズを深めたい!と視聴記録をnoteにまとめてみることにしました。
まずは基本中の基本、ブルーノート1500番台100枚を順番に聴いてUPするチャレンジ中。聞く中で知らないプレーヤーとの出会いや、楽器、ジャンル、時代背景など、見聞が広げたいと思っています。
当方は聴く専門で、音楽理論等の知識は有していないので専門的なことは分かりません。その分素人意見の解説、感想と言った感じで親しんで貰えると嬉しいです。


今回はBLP1541「Lee Morgan vol.2」。リー・モーガンによるリーダー作となります。
Vol.2とありますが、Vol.1と名打った作品はありません…

Lee Morgan Vol.2(カタログ番号:Blue Note 1541)は、リー・モーガン(Lee Morgan)の初期の重要なアルバムの一つで、彼のトランペット・プレイの才能が輝きを放つ作品です。このアルバムについて以下に詳細をまとめます。

1. 収録年月日
• 1956年12月2日

2. 曲目
1. ウィスパー・ノット
• ベニー・ゴルソン作曲のスタンダード。リー・モーガンのリリカルな演奏が特徴。
2. ラテン・ハングオーヴァー
• ボビー・ティモンズ作曲。ラテン調のリズムが心地よい。
3. ヒズ・シスター
• ベニー・ゴルソン作曲。親しみやすいメロディが魅力。
4. スライトリー・ヘップ
• スウィング感のあるモーダルな曲。
5. ホエア・アム・アイ
• 抒情的で繊細な演奏が際立つ一曲。
6. Dズ・フィンク
• ブルース要素を持つ軽快なトラック。

3. メンバー
• トランペット:リー・モーガン
• テナーサックス:ハンク・モブレー
• ピアノ:ホレス・シルヴァー
• ベース:ポール・チェンバース
• ドラム:チャーリー・パーシップ

4. 評価
• 批評家評価:
多くの批評家から高評価を受けています。特にモーガンの技巧と、ベニー・ゴルソンの作曲による曲がアルバム全体を印象深いものにしています。
• 影響力:
19歳という若さでの録音ながら、リー・モーガンの才能がすでに成熟しており、ハードバップの傑作として知られています。
• ファンからの評価:
特に「I Remember Clifford」の演奏はファンの間で高い評価を受けており、ジャズ史における名演の一つとされています。

このアルバムは、若きリー・モーガンがジャズ界での地位を確立する重要なステップとなった作品です。

リー・モーガンは、1972年2月18日、33歳でライブの休憩中に愛人に射殺されるという、悲惨な終わり方をしているジャズマンは多いですが、その中でも際立った死に方をしています。
大変ですね。

陽気さとシックさが混在した聴きごたえのある1枚でした。

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