見出し画像

1517「Patterns in Jazz/パターンズ・イン・ジャズ」

ナレーターの堀川輝幸と申します。
ジャスを深めたい!と視聴記録をnoteにまとめてみることにしました。
まずは基本中の基本、ブルーノート1500番台100枚を順番に聴いてUPするチャレンジ中。聞く中で知らないプレーヤーとの出会いや、楽器、ジャンル、時代背景など、見聞が広げたいと思っています。
当方は聴く専門で、音楽理論等の知識は有していないので専門的なことは分かりません。その分素人意見の解説、感想と言った感じで親しんで貰えると嬉しいです。


今回はBLP1517「Patterns in Jazz/パターンズ・イン・ジャズ」(1956)
リーダーはジル・メレ(Sax)のアルバムです。

「**Patterns in Jazz**」(邦題:「パターンズ・イン・ジャズ」)は、アメリカのジャズサックス奏者、ジル・メレ(Gigi Gryce)によるアルバムです。1956年に録音され、ブルーノート・レコードからリリースされました。このアルバムは、ジル・メレのデビュー作であり、モダンジャズの中でも独自のスタイルを持つ作品として知られています。

**概要と背景**:
- **アーティスト**:
ジル・メレは、1950年代に活躍したサックス奏者兼作曲家で、クールジャズとモードジャズの先駆者として知られています。彼の作曲や演奏は独創的で、映画音楽の作曲家としても名を馳せました。
- **録音時期と場所**: 1956年、ニューヨークで録音されました。
- **リリース**: 同年にブルーノート・レコードからリリースされました。

**特徴**:
- **スタイル**:
「Patterns in Jazz」は、クールジャズやモダンジャズの要素が強く、メレの独特のフレージングと作曲技法が前面に出ています。タイトルが示すように、音楽の中にパターンやモチーフが巧みに組み込まれています。
- **トラックリスト**: アルバムにはメレのオリジナル作品が多く収録されており、即興演奏と緻密に構築されたメロディがバランスよく配置されています。

**評価と影響**:
- このアルバムは、ジル・メレの革新的なアプローチを示す代表作として評価されています。特に、彼の作曲技法や独特の音楽構造は、後のジャズシーンにも影響を与えました。

「Patterns in Jazz」は、ジャズファンや音楽学者にとって、ジル・メレの音楽的視点を理解する上で重要なアルバムであり、彼のキャリアのスタートを飾る作品としても価値があります。

曲順
1 ザ・セット・ブレイク (MONO)
2 ウィアード・ヴァレー (MONO)
3 ジ・アラブ・バーバー・ブルース (MONO)
4 ナイス・クエスチョン (MONO)
5 ヴァーモントの月 (MONO)
6 ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ (MONO)

メンバー
Gil Melle (bs)
Eddie Bert (tb)
Joe Cinderella (g)
Oscar Pettiford (b)
Ed Thigpen (ds)

収録日
1956.4.1


とてもスタンダードなジャズらしいジャズを聞かせてくれるアルバムです。

いいなと思ったら応援しよう!