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1528「The Incredible Jimmy Smith at Club Baby Grand vol.1」

ナレーターの堀川輝幸と申します。
ジャズを深めたい!と視聴記録をnoteにまとめてみることにしました。
まずは基本中の基本、ブルーノート1500番台100枚を順番に聴いてUPするチャレンジ中。聞く中で知らないプレーヤーとの出会いや、楽器、ジャンル、時代背景など、見聞が広げたいと思っています。
当方は聴く専門で、音楽理論等の知識は有していないので専門的なことは分かりません。その分素人意見の解説、感想と言った感じで親しんで貰えると嬉しいです。


今回はBLP1528「The Incredible Jimmy Smith at Club Baby Grand vol.1」

オルガンジャズといえばのジミー・スミス。
1500番台一番の常連ではないでしょうか?

今回の作品は、今までのジミー・スミス・オルガンとは少し違うぞ?という印象を受けました。
古典的というか古き良き、というイメージの音だったのが、よりジャズらしいというか、ジャズらしい荒々しさと融合して、面白かったです。

『The Incredible Jimmy Smith at Club Baby Grand, Vol. 1』について

メンバー

• ジミー・スミス (Jimmy Smith): ハモンドオルガン
• ソニー・ペイジ (Sonny Page): ギター
• ドナルド・ベイリー (Donald Bailey): ドラム

収録曲
1 イントロダクション・バイ・ミッチー・トーマス (MONO)
2 スイート・ジョージア・ブラウン (MONO)
3 ホエア・オア・ホエン (MONO)
4 ザ・プリーチャー (MONO)
5 ロゼッタ (MONO)

収録年月日

• 1956年11月17日
フィラデルフィアのジャズクラブ「Club Baby Grand」にてライブ録音されました。

評価

• 批評家の評価:
このアルバムはジミー・スミスの卓越したライブパフォーマンスと、オルガンジャズの可能性を示した作品として高く評価されています。特にスミスの即興性やリズム感が際立っているとされます。アルフレッド・ライオン(Blue Noteの創設者)もスミスの才能をこの時期に確信しています。
• リスナーの評価:
当時のリスナーからは「革命的なオルガンサウンド」として注目され、スミスのキャリアを飛躍的に向上させた作品の一つとされています。
• 全体的な意義:
ジャズオルガンという楽器がジャズ界で重要な地位を得る契機となった歴史的なアルバムの一つです。

オルガンジャズの可能性を聞ける1枚でした。

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