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温度制御のオフセットについて

温度制御のオフセットについてあまり理解しておらず
色々勘違いしていたので書きのこす。

本業で扱っている装置でヒーターで温めてる部分の実際の温度が、温度設定(画面の表示値)値より低いことが判明し、設定値に同等となるように調整したかった。

2℃ほど実際の温度が低いので、直感的にオフセット+2℃でいいやと思って設定するも、温度が2℃近く下がってしまった。

逆に、オフセット-2℃にすると、温度が2℃近く上昇しやりたかったことが実現できた。

なぜオフセット+2℃にすると、温度が下がったのか?

オフセットの動作とは、設定値=実温度となるようにヒーターを
制御することである。

また、(+)プラス(-)マイナスは以下を意味する

・オフセットの(+)プラスは設定値よりも実温度が高い
・オフセットの(-)マイナスは設定値よりも実温度が低い

従って、オフセットを(+)プラスにするとヒーターには設定温度より実際の温度が高くなってるから温度を下げろ!という制御がかかる。

今回は、実温度が設定値より低い状態でオフセットを(+)プラスにしたので
温度が下がってしまった。

逆に、オフセットの(-)マイナスにしたことでヒーターには設定温度より実際の温度が低くなってるから温度を上げろ!という制御がかかり温度が上昇したということだった。

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