"彼からの贈り物"
素敵な贈り物をもらった。
ちょうど今から一年前の今日、ある青年に出会った。
その彼の名は亮夏(りょうか)
贈り物をくれた彼である。
彼は、先天性の障害を抱えていて車椅子。
そう。
形は違うけど私と同じ。
自分の意思とは反して動く身体、そして言葉を伝えるのが難しい彼。
そんな彼が、聞くところによると“社長”
どんなことを仕事にして、どんなことを伝えているのかすごく気になった。
その彼にはどうしても会ってみたかった。
きっかけは、note「奇跡の出逢い」で書かせていただいた岸田さんの出版イベント(2017年)でたまたまその彼のお母さん(織恵さん)にお会いしたのがきっかけです。
その後、snsの投稿で“動けないけど社長”“話せないけど大学講師”と題して親子の講演会を開催されると知り、これは!行かなきゃ!と思ったのです。
車椅子の私、単独で会場となった奈良県に行くのは初めてのこと。
それは、それは初めてのおつかい気分でした。
乗り換えアプリ&地図アプリを駆使して無事に会場に到着!
会いたい気持ちが強すぎた?そう早く着きすぎたのですw
そんな私でしたが担当の方もすごく優しく笑顔で迎え入れてくださいました。
しばらく開場まで通路で待っているとそこに亮夏さん、いや亮夏社長が!
その瞬間、会いたかった彼に、やっと会えた!の気持ちと初対面にも関わらず笑顔で挨拶してくれた亮夏さんの姿は今でも忘れません。
その"笑顔"は
彼から初めてもらった一生忘れないプレゼントでした🎁
そんな素敵な彼は重度な脳性麻痺でありながら
"自分だからできること"
を楽しみながらこれからの社会に自らの身体、言葉で伝えていこうとされてる姿はすごくかっこよかった。
"できない"ではなく"どうすればできるのか?"
"自分だからこそ何ができるのか?"
"何を伝えていけるのか?"
きっと生まれたのには一人一人意味があるんだと彼の講演を聴いて思った日でもありました。
また、彼の口から発せられる言葉。単語なんだけどめちゃくちゃ伝わってくるんです。
すごく“自分の気持ちを伝えたい”が。ひしひしと。
年齢的に言えば私の方がかなり先輩ではあるがこの時ばかりは、彼の方が先輩!って思った。
そう!勝手に尊敬しちゃいました。
本当に彼はいろんなことにチャレンジ・トライしている!(京都へ一人旅や・乗馬・キャンプなど)素晴らしい!
障害があってもなくてもいろんなことやってみたいと思うのは人間として当然のことで、誰かの協力なくしてできないのも当然のこと。
なので先にも書きましたが“できない”で終わらせるのではなくどうすれば“できる”かを考えいろんなことにチャレンジしていこう。と思った。
本当に彼(亮夏)に出会えてよかった。
この後のイベントでも満面の笑顔で迎えてくれたのも印象的だった。
きっと彼も私に出会って何かを感じてくれたんだと思う。
うん。きっと。
いつかお互い大好きな阪神タイガースを観に甲子園行こうね。
そして、素敵なお姉さん探しの旅にも行こうね。(笑)
でも私が一番彼とやってみたいことがある。それは“対談”
決してうまくできなかったとしても“僕たちだからこそ伝えられること”がある。
そんなことをいつか実現できたらいいなぁ。。と勝手に夢見てます。
亮夏、これからもよろしくね!
そして、出会ってくれて、繋がってくれてありがとう!