ヒトメタニューモウィルスについて
今回は1月に入り、中国で新たなパンデミックの懸念が高まているヒトメタニューモウィルスについてnoteを書こうと思います。
ヒトメタニューモウィルスとは、気管支炎や肺炎などをひきおこすウイルスの一種で3歳前の子供が感染する事が多いのですが、大人にも感染します。
元々は呼吸器感染症全体の数%がこのヒトメタニューモウィルスと考えられ、症状も風邪症状と同様の咳や鼻水・熱などが主症状で1週間程度で治るようなものとして考えられていました。
小児の呼吸器感染症の5~10%、大人の呼吸器感染症の2~4%は、ヒトメタニューモウイルスが原因だと考えられています。とくに乳幼児や高齢者では重症化することもあり、注意が必要です。
今回、特に中国北部では気温の低下とヒトメタニューモウィルス感染者の増加が一致していることから、寒さや乾燥がウィルス感染と何が原因があるのではと考えられており、新型コロナウィルス同様 手洗い・うがいの徹底など基本的な感染症対策が必要とされています。
また、室温の管理や湿度を40〜60%に調整するなど、より感染予防が必要になるかもしれませんね。
日本では全国各地でインフルエンザウィルスが警報級となっていますので、感染症などに注意して 健康な毎日をお過ごしください。