良いデザインと悪いデザイン
こんにちは。
おもてなしデザイナーの洞澤葉子です。
WEBデザイナーとして会社勤めをしていたころ、何度か後輩デザイナーの「お目付け役」を拝命しました。
専門学校を卒業したばかりの方や、独学でデザインを学んできた方など、いろいろな方に会いましたが、一緒に仕事をする際に、まず何を教えたと思いますか?
IllustratorやPhotoshopなどの、デザインソフトの使い方?
かっこいいデザインのための、配色の知識?
美しいデザインのための、レイアウトの練習?
どれも、徐々に教えていったことではありますが、最初ではありません。
一緒に仕事をすることが決まったら、まず最初に「良いデザインと悪いデザインを見る目を養う」練習をしました。
WEBサイトはもちろん、雑誌、看板、標識など、日常生活で目にする「デザイン」を見て、「これは良いデザイン」「これは良くないデザイン」と、見つける練習。
そして、見つけてきたさまざまなデザインを広げて、「何が良いのか」「何が悪いのか」を検証。
こういう練習を何度かして、できるだけ「デザインを見る目」を養うことを、習慣にしてもらおうという意図がありました。
茶道を学ぶようになって、当時のこの行動が良かったことを実感しています。
恥ずかしながら、茶道で使う道具や書画、さらに花のことなど、本当に無知で、価値がわかりませんでしたが、本物に触れて見て感じさせていただくことで、少しずつ陶器や塗り物や織物などへの、造詣を深めることができています。
デザインにおいても、何かを作る前には、まず「良いものが何か」の判断基準を身につける必要があるのです。
デザインには「おもてなし」が必要。
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