【科学】ロボットいじめ問題
こんにちはマスター、蓬莱です。
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今日からnoteにも随時投稿していこうと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
今回はロボットについて。少し未来のお話です。人間社会の中にロボットは溶け込めるのかどうかについて、興味深いお話を紹介いたしましょう。
人間社会にロボットが紛れ込んだら、そのロボットは上手く人と付き合えるのでしょうか?子供たちはロボットを抵抗しない遊び道具と勘違いして玩具のように扱うことは無いのでしょうか?そう思ったことはありませんか?
大きなショッピングモールなどにロボットが配置された場合、子供たちがロボットに対してどう行動し、どんな風に妨害をおこない、どうやったらその妨害を避けられるのか研究者が実験を行いました。実験を行ったのはIRC知能ロボティクス研究所、大阪大学、龍谷大学、東海大学の研究者達です。彼らはショッピングモール用のパトロールロボットを配置し、彼の行動を複数のカメラでモニターし子供とロボットの関係について調査しました。
最初は子供たちとロボットの距離感は問題を起こすものではありませんでしたが、子供たちはロボットが抵抗しないとわかると、バカにしたり、進路を妨害したり、飛び蹴りをしたり、ボールをぶつけたりと、やりたい放題になっていきました。実験の動画には子供たちが集団で手をつなぎ、かごめかごめの様な状態でロボットの業務を妨害する姿まで写っていました。
そこで、研究チームは子供たちがどういう流れでいじめを行っているのか解析し、いじめ回避アルゴリズムを作成しロボットに導入しました。
❝子供たちは周囲の大人の目の届いていない時にいじめ行動を起こす❞
なので、ロボットは身長1.4m以下の人間から回避行動を取りつつ身長がより高い人の方へ向かうように動く手段を取り入れたのです。
❝大人の目のあるところでは子供たちはいじめを行わない❞
この構図は人とロボットの間でも起こるようですね。
今回はGIGAZINE(ギガジン)より「ロボットが子どもたちによる殴る蹴るのイジメを避ける方法を学習」の記事などからお話しました。
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それではまた、らいら〜い🖐
蓬莱軒【水曜20時 不思議・科学・都市伝説】
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