【6】「漫画家やめたい」と追い込まれた心が雑談で救われていく1年間 〜みつからなかった『自分らしさ』に気づいて感じたこと〜
"「漫画家やめたい」と追い込まれた心が雑談で救われていく1年間"は、1年前の自分を振り返るエッセイ漫画です。当時はほんとに感情が大荒れで、全て投げ捨てたいと思ってたんです。事務所宛に『辞めます』とメッセージを送る直前まで行ったり、夜な夜な転職サイトを徘徊したり、はじめて精神科医に行ったりしました(3ヶ月待ちって言われて諦めた)。そんな時に事務所コルクの代表である佐渡島さん(漫画内では”編集者”)から、プロコーチを紹介してもらった所から人生が激変しました。
6:みつからなかった『自分らしさ』に気づいて感じたこと
6:みつからなかった『自分らしさ』に気づいて感じたこと
『自分らしさ』ってなんなんやろ。
この日の雑談で、僕は過去に贈ってもらってた"僕らしさ"を素直に受け入れて、向き合ってスタートを切ったんですけど、その後もずーっと考えていて。もともとは"自分らしさ"=強み、個性みたいなものとして、自信に変わるものだと思ってたけど、そうじゃないかもって最近は思ってます。
そうそう、別に"自分らしさ"なんて考えなくてもいいし、あったらあったで自分のお守りとして背中を押してくれるものだと思うようになりました。
だから、自分らしさを持ってた方が楽にいられる人は握っておけばいい。必要なかったり、考えれば考えるほど自分を迷わせてしまうものになるようであれば、それは手放してしまっていい。また必要になったら握ればいい。そう都合のよく使えばいいんです。たぶんね。
ちょっと話はズレちゃうんですけど、書きたくなったので…
コーチングを学んで1番変化したのは『曖昧なままでいっか』ができるようになったことだと思ってます。今回の"自分らしさ"もそう、正解なんてなくて、あるかないか、いるかいらないかを決める必要もない。いると思えば握る。いらなけば手放す。それを誰の言葉にも流されず、自分で選んだらいい。これができるようになっただけですごく気持ちが楽になったんですよ。
もともと他人の目・評価をすごく気にする性格なこともあって、自分が発信するものに対しての成功か失敗かと自分でジャッジしてしまってたんですけど、今は1回1回にジャッジせず、通過点として捉えるようにしてます。
ちょっと絵にしてみますね。
これが今までの僕。例えば漫画を発信したときに、その漫画に対しての自己採点とかSNSの反応に対して1回ごとに落ち込んでました。その上、ダメだったって思うクセがついちゃって、良かった回も素直に喜べず。
けど、今は1回1回にジャッジしなくなって
全部を通過点だと考えられるようになったおかげで、ダメだった時も前向きに考えられるようになったし、落ち込んだ日も『必要な通過点だったのかも』って捉えられるようになりました。
今この連載もそう。完成度100%で満足してるかといえば、そうではないし、反応ももっともらいたいと思うのが正直な気持ち。けど、これも通過点。また直したいと思ったら描き直せばいいし、たくさんの人に読んでもらうための何かはこれからもまだまだできる。そう思ってます。
もちろんこの考え方も、僕が誰かに教えたいわけじゃなくて、都合よく解釈してるもの。今、僕がこう考えて自分にとって楽に生きてますって話でした。
全部、曖昧で都合よくでいいと思います。楽にいきましょーう!
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ちょこっと雑談
6回目。嬉しいことにSNSでこの連載を読んで
『コーチング受けてみようと思いました』『中山さんを紹介して欲しいです』というご連絡をたくさんいただくようになってきました。
自分の漫画を読んで、何か動こうと思ってもらえているということが嬉しいです。少なくとも、この漫画を通して"話す時間=雑談"が増えればいいなと願っているので、コーチングを受けてみたいって感想は本望です。ありがとうございます。
問い合わせも増えてきたので、中山さんのサイトと、僕からオススメするコーチングサービスを載せておきますね。
(コーチングって決して安くないので、しっかり考えて、一度問い合わせてみるのがいいと思います。体験セッションとかもあるので)
▼カバの被り物でお馴染みの中山さん
コーチにもいろんなコーチがいて、選び方の基準やいいコーチングを受けるために知っておいた方がいいことなどを記事にしてくれました。読んでおくとコーチ選びの失敗は少なくなるかもです!
▼僕がスクールで通っていたTHE COACHのコーチマッチングサービス
▼"自分が持ってる強みの資質(ストレングスファインダー)"についてコーチングをしてくださる、りょうじ先生。僕もお世話になってます
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インタビュー受けました
▼LIFULLさん
LIFULLさんの『しなきゃ、なんてない』という、既成概念に捉われず生きよう的なテーマでお話しさせていただきました
▼THE COACHさん
通っていたスクールの卒業生としてインタビューを受けました。"他人の期待に応える"から"自分が表現したいものを創る"へ心が変わった時の話です