余裕は余裕のままで。欲張らないフリーランスを目指すぞっと思った1週間(公開週報)
この『フリーランスの公開週報』では、会社員とイラストレーターの兼業生活を6年続けた後、19年4月からフリーランスになって感じたこと・やってきたことを書きます。ハウツー本によくある話や一般的には間違ったことがあるかもしれませんが、個人的な日記を盗み読みしているような程度で読んでもらえると幸いです。
●19年11月11日(月)〜15日(金) 週報
今週はネーム作業に追われる毎日でした。
先月までしっかりきっかり組んでいたスケジュールが、今月に入ってから尽く破綻し、シワ寄せが今週に固まってしまいました。
急な短納期案件が飛び込んできたので、スケジュール確認して、余裕あるから受けれるか〜と思って増やしたのがダメでした。欲張ったらダメだ。余裕は余裕のままにしておくのがいいね。そんなこんなで今週はあんまり本が読めず…。ぐぬぬ
で、なんで急案件を受けたかというと、年末年始のセール時期に向けて企業がプロモーション頑張りたい時期らしく、断っても断ってもなんとかお願いします〜って懇願してくださったので、熱意に負けて受けちゃいました。
そういう繁忙期みたいなのが理解できてくると、スケジュールの立て方ももう少し上手く出来そうだな…。自分の1年の波を把握できれば、忙しくなりそうな時期は構えておくことができるし、落ち着きそうな時期には思い切って旅行に行くとかできるしね。
これから年末に向けて、仕事だけじゃなくて家庭の行事も増えてくるので、しっかり働いて、しっかり休んで、しっかり遊べるようにしよう。
▼今週は漫画の描き方を変えてみた
今年の夏ぐらいから、インスタにアップしやすいように4〜8コマの漫画をガツガツ描いてたんですけど、そのせいもあって、気づいたらコマ数に合わせて構成を考えるようなってしまい、帳尻合わせるために無駄なコマを作ることが増えてしまってました。
読み返してみるとリズムが悪い…本来テンポとか勢いとか大事にしたい話が台無しになっていた気がしたので、コマ数を気にしないようにしました。
聞き間違いのプロかな pic.twitter.com/AZ8p9Sx0vy
— 吉本ユータヌキ@デザフェス(N-371) (@horahareta13) November 12, 2019
完全にツイッター用の構成なんですけど、1コマ目からスライドして最短でオチに。僕個人的に同じページ内に衝撃的なオチは冷めてしまうので(先に見てしまうから)、あえて1コマずつ2Pに分けてみました。
これ、ネームの段階の構成です(汚くてごめんなさい)。
実際の僕と娘のやりとりでは『のりたまみたい!?』の後に、娘が喜んだんです(娘はふりかけが大好きなので)。なので、最初は『なんで喜んでんの!?』ってオチにしようかと思ったんですけど、"のりたまに聞き間違える"ってのが、子どもらしくて良さがあるかなと思い、喜ぶ場面はバッサリ。
これが正しいかどうかはわからないんですけど、形式に囚われすぎてたな〜と思い、これからはもっと自分の描きたい通りに描こうと思います。いや〜改めてネット漫画、面白い。
●今週公開されたお仕事
▼Dybe!さんで寄稿しました
双方の楽しみやツラさがわかってこそ思うのは、挑戦という意味での背中を押してもらうのは別として、フリーランスも兼業も誰かに推されてなるもんじゃないなと。どっちの生活も悪くない。向き不向きだと思います。だからSNSで見かけた「会社員なんて辞めてフリーランスになるべき!」なんて無責任な言葉をうらやましがる必要はないなと思いました。
こう思っていて、どっちもいいけど、どっちも大変。それでもって、すっごい孤独。だからこそ、自分からフリーランス仲間作ってかないといけないな〜と改めて思い、このnoteでの週報を書くことに決めました。
編集担当小沢あやさんの編集力と、いろいろ相談させてもらいながら、フリーランスになって感じたこと全てを注ぎ込んだ記事なので、ぜひ読んでください。
●フリーランスの備忘録
今週は忙しくて時間がなかったので、ここはお休みさせていただきます…!
●今週の読んだ本・観た動画
▲『ポチらせる文章術』
実はまだ半分ぐらいしか読めてないんですけど。最近、SNSを全然やったことのない企業向けに"SNSを使った販売戦略を始めよう!"的な資料制作を手伝う機会がありまして、実際書いてみると難しい。知らない人にわかりやすく噛み砕いて、理解できる文章で伝えるってことがすごく苦手なことに気づきました。
で、この本はコピーライターの方が書いた本なんですけど、売りたい商品のターゲットの見つけ方から、潜在的なターゲットを振り向かせるようなコピーの作り方を(もちろん)わかりやすく説明してくれています。
序盤に『エスキモーに冷蔵庫を売る方法』って例えがあるんですけど、そこからなるほど〜ってなりました。この本はものを売るだけじゃなくて、普段SNSで僕たちもブログを書いたり、グッズを作ったりしてる中で、ツイート内のリンク先へ飛んでもらうためにすごく苦労して…ませんか?そんなリンクへ流入するためのコピーが書けたらいいな〜と思い、買ってみました。
確かにこんな言い回し楽天市場で見たことあるわ!みたいな話もあったり、なるほど〜って思わされるばかり。なにより、客観的な視点を持つってことの大切さを教えてくれます。めちゃくちゃオススメです。
●いただいた質問に回答します
いやいや、僕もめちゃくちゃ落ち込みます…!!!!!!!!
ツイートがバズると必ずと言っていいほど、批判的な意見を言いたい人は現れます。揚げ足取ってくる人。で、そうとわかっていても落ち込みます。一人でも。
だから今はもうイヤなツイートとか見たらすぐにミュート(ブロックはしない)!もちろん5ちゃんねるとか観ないし、ネットで検索とかもしない。積極的に自分のことを応援してくれるような人の方しか向かないようにしました。
あとは、炎上するようなこととか、批判されるようなことを書かないようにめちゃくちゃ注意しています。イヤな思いをする人が少しでもいそうなら避けます。出来るだけ平和に平和に。それでも揚げ足を取ってくる理不尽な批判なら、それは自分が悪いわけじゃないから気持ち的にもダメージは感じないです!あとは『まぁ、いろんな考え方あるしな〜』って思うようにするとか。
で、批判される回避方法を考えるよりも、肯定してくれる友達を増やすのがいいと思います!なにを批判されてるのかわかりませんが、ファンを増やすのは難しくとも、同業者の仲間を増やすために歩み寄ることはできるはずです。
『そんな批判気にしなくていいよ〜』って言ってくれる友達がいるだけで、それも笑いに浄化されることがあると思います。
過去に一回炎上したことあるんですけど、その時に友達からLINEで『炎上するような話ちゃうやん』って連絡がきて、めちゃくちゃ気が楽になりました。
当事者になると、ネガティブなことって頭の中でどんどん膨らんで、大事件のような感覚になるんですけど、端から見るとボヤでもなんでもなくて、たぶん批判した人すら覚えてないような話だったりしますからね。気にしなくていいと思います(これ他人には言える)。
批判してくる人をなくすってのは難しいので、それ超えて肯定してくれる友達を作ってみてはどうでしょうか?
●最後に
今週はバタバタで更新が全部できず、読んでくださるみなさんすいませんでした!土日は東京でデザインフェスタに出展してきます〜!
良い週末をお過ごしください!では、おやすみなさい〜
この週報に意見や感想などあれば、よかったらコメント欄または質問箱にください。また、よかったよ〜って方は『ハートボタン』お願いします。せっかくなら良いもの公開できるようにしていきたいので、ご協力よろしくお願いします!
いいなと思ったら応援しよう!
