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始めたいのに始めれなかったのは自分で設置したハードルの先が天空にあったからって話

タヌキブースへお越しの皆さん、こんにちは!
この『タヌキブース』は、吉本ユータヌキの活動の裏話や考えてること・漫画の先読みなどを配信するマガジンです。ちなみに購読者の総称は『もち米さん』と呼んでいます!初月無料なので、チラッと覗き見してみてくださいね。

もち米さん、こんにちは!
絶賛"やりたいこと全部やる期"に入った、吉本ユータヌキです。

いろんなことしてる人"と名乗ればいいだけなのかも

ゴールデンウィークあたりに『自分なんかが漫画描かなくてもいいよな。漫画家なんてやめてやる〜!』と。メンタルが埋まるぐらいに沈んでしまい、いよいよ転職サイトとかを眺めていました。でも、家族のこととか収入のこととかを考えると、すぐには辞められない。

そんな落ち込んでる最中、友達に相談してみると。
職業でやることを線引きせんでもええやん』という言葉が返ってきた。

漫画家やから漫画を描かないといけないことはないし、そもそも"漫画家"なんて自分で勝手に背負った肩書きなだけで、別にいろんなことやって、"いろんなことしてる人"と名乗ればいいだけなのかもしれない。誰かにお願いされたわけでもないし。

そう考え始めてから、めちゃくちゃ気が楽になり、自分は"偶然にも漫画のお仕事が多いだけ"って考えることにした。


"上手くならないといけない"という固定概念を取り払ってみる

冷静になってみると"漫画家"という肩書きに捉われてるものが大きかったのかも。その中でも特に大きかったのは"絵が上手くないといけない"ということ。

『絵が上手く描けなくて、漫画を描くのがしんどくなっている』が悩みの大きな原因だったんですよ。小学生みたいな悩みなんですけど。で、なんで上手く描けないのかも考えてみると、練習してないからだ!とシンプルなアンサーにたどり着いた。

ーで、なんで練習してなかったかというと、自分自身の中で『絵が上手くなる』のゴールが鳥山明先生だったり、あだち充先生だったり…果てしなく先にありすぎて、自分で設置するハードルの先がいつも天空にあった。それに挑むことの無謀さよ。

ちょっとやってみては、上手くなった実感がなくて虚しくなったり、なんかよくわかんなくて『練習してる意味とは…』と自問自答したり。
けど、自分が漫画家として"上手くならないといけない"という固定概念を取り払ってみると『ちょっとでも上手くなると絵を描くの楽しくなるんじゃね』って、スタート地点とゴールまでの間にポツポツと喜びチェックポイントが見えるようになったんです。

夏休みのラジオ体操のハンコ的な。たまっていくハンコにワクワクする気分でやってみようと思い

デッサントレーニングを始めてみた

この本をタイトルを鵜呑みにして『そうよねそうよね、すぐなれるわけないもんね』とブツブツ言いながら、シャコシャコと毎朝6時に起きて30分エンピツを動かしてみることにした。

夜は家族の時間があるから、やるぞ!って決めてからは、それまでより1時間はやく起きることにしました。時間は早起きして作るしかないって思ったのです。眠いけど集中力は高い!

ちなみにこの本は技術的なことってよりは精神論の方がメインです。こうなりたいならば、こうするといいよ。こう考えるといいよ。こんな練習がいいよ的なことがたくさん描いているので、ハードルも低く優しいのでオススメです!

近くに絵の予備校に行ってた友達もいて、教えてもらったり。

で、実際やってみると、めちゃくちゃ楽しい。描けた時も楽しいし、描けない時は描けない理由を考えてみて、その中に発見があればもっと楽しい。

デッサンをやって気づいたのは、物には完全に白い部分がないことだったり、今まで目から取り入れていた情報が雑だったなと。物には輪郭線もないし、底が一番暗いと思いきや、机が白いと光の反射で側面の方が暗かったりもする。
いかに立体的でリアルで見れてないか。見る解像度の低さを痛感した。くぅ〜

で、もっと立体的にものが観れる様になりたい!と思い、デッサンを継続しながら

Blenderも始めてみた

Blenderという3DCGを作るソフトも始めてみた!超立体!
今まだ3日目ながらも、有料の解説動画も購入したから、やるしかない!

楽しい!絵ならこんな数のイス絶対描きたくないけど、ブレンダーなら2,3操作でできちゃう。すご。

ハードルが高くないといけないという思い込み

このデッサンもブレンダーも(そういえばVoicyも)、全部自分の糧になっていくかはわかんないけど、ちょっとした興味から『やってみたい』と思った瞬間にやるのが一番いいなと思った。やってみたい時が一番やる気になるし、楽しむというポジティブなエネルギーがめちゃすごいと思う。

なんやかんや言って、やらずに冷めちゃうみたいなはなくしていきたいし、やってみて合わなかったら途中でやめればいっかって。

今まで、始める前に『毎日1時間はやるぞ〜』とか『絶対極めるまでやる!』とか『続けないといけない!』みたいに自分でハードルを上げすぎるから、ゴールがすごい遠くに見えてしまったり、スタートが切れなくなったり、時間が確保できなくなるとやる気が途切れてしまったりするなと思った。

自分の性格的に何かを始める時に、慎重になっていろいろリサーチして、目標を立てて、準備して。ゴールにたどり着くと宝くじが当たるように人生が激変する!…的なところまで妄想するから、すごい期待値とプレッシャーで前日にお腹痛くなってキャンセルするみたいな。飲み会かよ。

そう、だからいい意味では自分は何者でもないし、どうならないといけないもなくて、ただただやりたいこととか、楽しそうなことをやってみるといいやと思える期に突入しました。

自分の中のこういう気づきを漫画にしていくことにした

自己肯定感の低いネガティブな主人公と、生きやすい在り方に気づかせてくれるメカ仙人の漫画。絵も今すぐに今までと全然違った絵とかじゃなくて、今描ける絵をちょっとずつ変えていくつもりで。

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