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2023年 マルチワークで副収入を得る

ボクは2022年3月に会社を早期退職しました。

退職できたのは、もちろん経済的な面で綿密にシミュレーションをしたうえで「なんとかなる」と判断したからです。その基準は、

『65歳までのあと10年間、想定可能なあらゆる事態が発生しても家族の生活が困窮しないこと』です。

我が家はずっと共働きでしたので、一つ年上の妻とともに65歳になれば(おそらく)老齢厚生年金(以下、年金)が受給できそうです。

『消えた年金問題』をきっかけに「年金定期便」と「ねんきんネット」が整備され、年金受給額も概ね把握できるようになりました。受け取れるであろう年金額はぜいたくな暮らしこそできませんが、夫婦二人分を合わせれば普通の生活はやっていけそうです。

あと10年やりくりできればなんとかなる。

もっと言えば、退職後すぐにボクの身になにかあったとしても、家族が路頭に迷うことは無いだろう。これが退職を決意した理由(の一つ)です。 
 
 

お金の不安は尽きることはない

いま、ボクたち夫婦の基本生活費は収益不動産の賃貸収入が支えてくれています。

退職前に収益不動産を少しづつ買い進め、お陰様で所有する不動産はほぼ満室の状態を維持しているのでいまのところ収入面で心配はしていません

ところが、比較的安定的といわれる賃貸事業にもリスクはつきもので、とりわけ築古ボロ物件中心に保有しているボクの場合、物件の競争力が無くなって空室が増えたり大きな修繕費が発生したりすると・・・リスクの度合いは大きいと言わざるをえません。

心配性のボクの気持ちの中にはいつも「不安」がつきまといます。経済的な不安を解消するためにはどうすれば良いのでしょうか。
 
 

セミリタイア宣言

前述の結果、退職後、フルに働く必要はないけれどリスクに備えること&第二の人生のハリや充実のために少し働こうと考えていました。

そう考えていたボクは『FIRE』ではなく『セミリタイア』を指向したのです。


家賃以外の副収入を確保する

リスクに備えるには賃貸業以外で現金収入(副収入)を確保することが手っ取り早いと考えました。

+αの収入を得たい!

副収入を得るには、身体とアタマを使わなければなりません。自分の大好きなことでストレスフリーに収入を得られれば文句なしですが、大抵そうはいきません。

過度な負担にならない程度で収入を得ながら人生のハリや充実も感じることができれば・・・。さらに、一つの仕事に頼らず、複数の仕事でリスク分散して副収入を得る事ができないか・・・

よし、フリーランスのマルチワーク(多業)に挑戦だ!
 
 

マルチワークの基本方針

マルチワークといっても、手当たり次第やれば良いというものではないはずです。ボクなりに副収入をマルチワークで確保するために基本方針を立てました。

マルチワークに向き合う基本的な考え方を整理しました

簡単に表すと『現役時代の半分くらいの時間で効率よく仕事をこなしてそこそこの収入を得る』です。

こんなこと、可能なのか?😅
 
 

マルチワークの収入目標

基本方針を大切にしながら得られるお金は現実的にどのくらいなんだろう??

自身の経験や少ない知識を活かしながら、ある程度の見込みを立ててみたのが、下のスライドです。

年間300万円の副収入が目標

年間300万円の副収入があれば、リスクの部分を相当補えます。マルチワーク(多業)なら、一つがコケてもゼロになることは考えにくいし、期待はしていませんが、そのうちの一つが大きく化けるということもあるかもしれません😁

とにかく、徹底的にリスクを分散させるという意味で多業はアリだと思います。
スライドでは、昨年から始めた趣味の『おてつたび』を除いて、直接的な表現を避けて『お仕事A~C』としていますが、仕事内容についてもある程度の分散が効いています。

 

効率よく稼ぐ

一般的には、付加価値の高い仕事でなければ短時間で効率よく稼ぐことはできません。したがって『お仕事A~C』は比較的付加価値の高い仕事を想定しています。また、誰かに雇われる(組織に組み込まれる)といった関係は発生しない予定です。

現役時代の半分の労働時間を目安に

ボクの現役時代は、1か月の労働時間が約200時間、通勤に約100時間を要していたので、お給料を稼ぐために1か月の拘束時間が300時間に及んでいました。労働時間ではないことに注意が必要ですが、それでも

300時間×12か月=3,600時間。年間3,600時間を稼ぐために充てていたことになります。
ちなみに、これは起きている時間の約6割に相当します。
  年間3600hr÷(起きている時間16hr×365日)=62%

副収入を得るための拘束時間を現役時代の半分にすれば62%➡31%となるわけですから、プライベートの時間は3割余分に確保ができるはずです。段階的に減らしていくにはちょうど良いかもしれません。

逆に、半分の時間で効率よく副収入を得たとしても収入そのものは現役時代には遠く及びませんが、リスクを補うには十分な額だと割り切ることにします
 
 

達成するためのリマインダー

目標を立てるとどうしてもその数値目標の達成が目的になりがちです。
今回の場合なら『年間1,800時間で300万円』がそれにあたります。

でも、そうじゃないですよね!

セミリタイアの「初心」を忘れない

目標の達成も大切ですが、それ以前に譲れない『軸』があると思います。
カッコつけるわけではないですが『軸』を大切にしたいですね。たとえ数値目標が達成できないとしても。
 
  

終わりに

年初にこんな目標を立ててみましたが、さてどうなるでしょうか。
前述のようにがむしゃらに頑張るなんてことはまったく考えていませんが、お金を得ることは簡単なことではないことも承知をしています。

この先、途中経過を報告しながら年末に振り返ってみたいと思います。そのために、一日一日を大切にしながら過ごしていこうと思います。
 
  

最後までお読みいただきありがとうございました。

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