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2022年 セミリタイア1年目の振り返り(中編)
2022年を振り返って(中編)
昨年3月に早期退職してから、これからのセミリタイア人生を模索すべくいろいろなことをかじってみました。
やってみたこと
宅建士の資格取得
起業セミナー
大家の会
Webコミュニティー
終活
おてつたび
ウォーキング
低山登山
キャンピング・カー
思いつくままあげましたが全部で9つ。2023年のはじめにそれぞれを振り返っておきたいです。
前編では1〜3をご紹介したので、今日は4〜6について綴ろうと思います。
4.Webコミュニティー
Webコミュニティーには多くの媒体や種類があるようです。SNSやブログ、掲示板サイトに会員制のサロンなどなど・・・・
ボクが加入したのは、不動産取引の実務がオンラインで学べる「不動産キャンプ」です。
前編でお話ししたように、宅建士の資格取得を目指して勉強していたので、合格したら不動産業を開業したいと考えていました。でも、宅建士の資格勉強は法律の暗記なので実務についてはほとんど触れることはありません。これでは開業はできても不動産取引きの仲介なんかできるわけがない。これはマズイな・・・・
そんなときに見つけたのが「不動産キャンプ」です。
有料の会員制サロンで、サロンを主宰している「しらい先生」は、元大手不動産会社の営業マン。いわゆるプロの宅建士です。
週1回、1時間の実務講義では不動産取引き実務をプロの宅建士から基礎から学ぶことができます。
講義内容は、不動産に特化した集客方法から決済まで、体系化されたプログラムで、それぞれを深掘りをすることにより実務的な知識を身につけていきます。
宅建士の資格試験に合格する気マンマンだったボクは「開業するんだから実務習得は早く取り掛からないといけないな」と、8月から不動産キャンプに入会し学びはじめたのです。
ところが、肝心の宅建士の試験結果は前回お話ししたとおり。試験に見事に振り落とされたボク・・・みなさん、こんなボクを笑ってください😅
ただ、資格がなくても実務を”学ぶ”ことに意味が無いわけではありません。また、別の機会に書きたいと思いますが、不動産キャンプへの参加をきっかけに、受講生の皆さんとの新しい出会いや関係性がどんどん広がっていて、ボクのセカンドライフに大きな刺激を与えてくれそうです。
そんな「不動産キャンプ」、もう少しお世話になろうと思っています。
5.終活
「エッ、終活?!まだ早いんじゃないの?」という声が聞こえてきそうです。
一般的な断捨離を始めるタイミングは、定年退職後に老後の生活を意識しはじめる60~70代だそうです。早い人は40代から始める人もいるようですが、55歳のボクは一般的にはまだ意識をする年齢ではありません。
実際、妻は自身の終活を意識し始めているようですが、ボクは自身の終活を今はまだほとんど考えていません。
終活というのは、両親の終活のお手伝いです。
ボクの父母は今も健在ですが、それぞれ90歳、82歳と高齢です。
これまで健康に過ごしてきた両親は、自分たちの”断捨離”をまったく意識してこなかっただけでなく、捨てられない性分のために我が家には大量のモノがあふれています。
幸い、岐阜県の郡部にある我が家は、ある程度の敷地があり住居のほかにも手軽に収納スペースになってしまう納屋や車庫があります。
これが災いしてか、父が集めたり貰ってきた”モノ”は、これまでほとんど処分されることなくどんどん積み上がってきたのです。
ゴミ屋敷のような状況にはならず、ある程度整頓されていたこともこれまでその場所に保管され続けてきた原因なのかもしれません。
これまで、父の”モノ”を処分するときは本人に確認をしてきたので、その都度「それはまだ使うから捨てないでくれ」といった回答が当たり前のように返ってきました。いま思い返してみると、それを使っているところを見たことはほとんど無いんですけどね(笑)
いまでは、父は自分の集めてきた”モノ”がどこにどれだけあるのか、はっきりと認識できなくなりました。
それは父が老齢によって”モノ”へのこだわりが衰えてきたことの証左でもあり、すこしづつ気力が萎えていくことに寂しさも感じるのですが、それよりも声を大にして言いたいのは「こうなる前になんで自分で始末をつけてくれなかったんだ!😆」ということです。
私の退職後の2ヶ月間、自治体の資源ごみ処分場へ何度足を運んだでしょうか。軽トラックに6〜7杯は持ち込んだと思います。
両親の終活(断捨離)はまだ終わったわけではありません。どちらかというと端緒かもしれませんが、ボクの退職を機に着手できたことは良かったと思っています。
6.おてつたび
退職前のある日、Webでスタートアップ企業が取り上げられていました。
株式会社おてつたび。
正確にはこの記事ではなかったのだろうけれど、主旨に大きな差はないのでご容赦いただきたいと思います。
その記事は、少子高齢化により衰退が著しい地方に関係人口を創出し地域の活性化を後押しすることを目指すと謳っていました。
申し訳ないけれど、そのときボクには「おてつだい」と「旅」を繋げる発想が新鮮で、単純に旅好きにとって交通費と宿泊費が浮いて全国を巡ることができるなんてスゴイ!としか写らなかったのですが・・・
2022年の退職後4つのおてつたびを経験しましたがどれも満足のいくものでした。
富山県朝日町 小川温泉(温泉)
奈良県天理市萱生町 刀根早生柿(農業)
京都府亀岡市 湯の花温泉・渓山閣(温泉)
大阪府池田市 不死王閣(温泉)
今回は、それぞれの詳細には触れませんが、その土地々々の観光や味覚にふれることができ現地の皆さんと交流することができました。わずかですが人手不足の支援に貢献できているとすれば目的は達成できているのだと思います。
noteのタイトルにもあるようにボクは”セミリタイア”です。はたらくことに対する抵抗はありません。同世代の仲間よりも少し早く卒サラできたことへの感謝の気持ちも持っています。
”旅がスキ”を仕組みに変えビジネスに昇華させた創業者の永岡さんには、ますますの活躍を期待してエールを送り続けたいと思います。
https://an-life.jp/article/1233
長文をお読みいただきありがとうございました。
次回は2022年を振り返って(後編)をお送りします。